いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今日は授業もなく、のんびり動画を編集して終わりました。
今は積分法ですが、月曜日に内容を対面授業で確認します。
積分計算は練習あるのみですので、ガンガンやろうと思います。
さて、今日は久々にオンラインの研修会に参加しました。
未来教育ナイト、ということで、
未来の学校はどうなっていくか、横浜創英の工藤校長と
大阪市立大空小学校の初代校長の木村泰子先生とのセッション形式で
行われました。
話は素晴らしいのですが、何かモヤモヤしていて、うーんとか唸っていたのですが、
途中からはっ、としたことがありました。それは、
対話
未来の学校には対話が必要なのではないでしょうか?
工藤校長がよくおっしゃる「合意形成」ですが、合意は対話の元でしか作れません。
全員が納得するまでやってみることで、誰もが腹落ちして目標に向かうことができます。
しかし、この対話は、今の教育現場から欠けているのではないでしょうか?
ある高校生が「学校は教師が主体だけど…」と言いました。
この言葉に正直、かなり頭を打たれました。
そう、幼稚園は子どもたちが主体ですが、小学校に上がると大人が主体になると
思われているのです。大人がある程度動くことでうまくいっていることも多いです。
しかし、大人が主体になり過ぎているのではないでしょうか?
文化祭や体育祭の競技も大人が決め、生徒が「棒倒しをやりたい」と言っても
「危険だからダメ」と一蹴されてしまいます。
全ての学校とは言いませんが、恐らくこのようなことが日常茶飯事に行われています。
そもそも学校と生徒が対話をしていないのです。
職員室での会話も「生徒」が主語になっているでしょうか?
私もついその辺を見失いがちになります。
「私はこんなに指導をしたのに、あいつは全然ダメだ」と言っても
仕方がないということです。
私たち教員同士も、問題点をただ嘆いたりするだけではなく、
この生徒がどうだった、とか、授業でこうしてみないか、とか
様々な対話があってもいいと思います。
小さなコミュニティーではそのような対話も存在していると思いますが、
全体(例えば職員会議)では対話がされていないような気がします。
連絡だけであればメールで十分ですし、職員の時間を奪う必要はありません。
コロナによって、生徒と直接対話をする機会が激減しました。
メールやビデオ会議ではある程度できたかもしれませんが、
この間に我々は何をすべきで、何を学ぶ出来だったのでしょうか?
私は、もっと教員間で対話をして、様々な意見を組みかわせ、
生徒とももっと話をすべきだと感じました。
当然、クラス全員とひっきりなしに対話をすることは不可能ですから、
様々な教員が様々な形で繋がりをもてばよかったのです。
来週から本校をはじめとする、周辺地域では、一斉登校が始まります。
この時に、昔に戻るか、先へ進むか、正直明暗が分かれると思います。
もっと生徒・教員が意見を出し合いながら、学校をつくっていかないと、
学校教育に未来を見出せなくなるような気がします。
今後も多くの研修に参加し、生徒・学校へ還元して参ります。