いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今日から時間割を変えて授業をするとのことで、
全教員がオンライン授業に取り組みます。
「生徒の出席を確認してください」
と念入りに言われたので、意地でも出席を取らないことにしています。
(こんなやつ、学校で私だけみたいです。)
そして、出席をとることは授業の目的ではありません。
今日もクラスの生徒は全員朝の単語テストを受けました。(作成40分、解答5分…)
3時間しか授業をしないのですが、あちこちのヘルプに
ついていたので、ほとんど席にはいませんでした。
あちこち顔を出していくと、オンライン授業の難しさを感じます。
ライブ授業では、教員の授業を進めるテンポが仕切る能力が求められ、
映像授業では、教員の教科スキルや話術が求められます。
テンポが緩かったり、スキルが足りなかったりすると
生徒は授業に参加しなくなったり、参加してもいるだけ、みたいになってしまいます。
普段の授業は、「生徒が教室にいるのが当たり前」なので、
その辺のスキルが磨かれにくくなっているのは確かです。
こういう時こそ、他の先生の授業を見たり、議論をしたりするチャンスだとは
思っています。
気の合う後輩の教員も同じことを言っており、授業後にちょっと話しました。
「長くダラダラ喋っていても、生徒はわからないし聞かない」
と、もっともなことだと思っています。
家にいるので、リラックスしてしまう分、こちらは工夫や技術で勝負しなければ
ならないと思っています。
分かりやすい授業とは「生徒目線の授業」で「再現性」「汎用性」を備えたもの
であると考えています。
本当はそういう勉強をもっとしていくべきだとは思いますが、難しいです。
(でも、Youtubeやスタディサプリの映像授業は、改めて見ると本当に
すごいと思っています。ちょっと前までは軽視していましたが、反省です。)
明日は、中1全員を前にライブ授業を行います。
私の授業動画が「面白い」と言ってくれているようなので
(何が面白いのかは分かりませんが…)
期待を超えるように、今も仕込みをしています。