いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 

今日もオンライン研修会の補助に行ってきました。

なぜかベテランの先生方に補講までやりましたが、

大変感謝されて終わりました。

 

ロイロノートとかZoomとかG suiteとかの使い方だったのですが、

何とか終わりました。

 

私もスキルがあるわけではなく、いろいろな人に聞いたり、

使っていきながら覚えました。わからないこともまだたくさんあるので、

もっと勉強しないと、とは思います。

 

 

さて、巷では9月入学論が話題となっています。

 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6358715

↑本日のYahooニュースより。

 

 

横軸を見てみると、確かに、9入学の国は多いです。

↑画像はhttps://www.aeon.com/acp/promotion/content/1514/より。調査は外務省HPより。

 

先進国に合わせるのであれば、確かに9月入学は妥当です。

その場合は、日本の世の中の流れも9月始まりとならなければなりません。

 

そうするためには1度、8月で卒業or退職の流れにしなければならないのですが、

学校の場合、さらに学費がかかります。

 

保護者の方と電話をしているのですが、この話をするとまず心配するのが「学費」です。

本校は私学なので、当然授業料が発生します。これはどう対処するのでしょうか。

また「早生まれ」の心配をしている方もいらっしゃり、9月以降の誕生日の生徒は

強制的に「留年」することになります。このプロセスをどう踏むのでしょうか?

 

個人的には、9月入学に反対ではありません。留学やインターン等の体験が学校期間と

重なっていることは実は問題であり、さらに就活のために学校を休むということは

本来あるべきではありません。その期間を長期休みに設ける意味合いや、企業研修を

8月に行う意味合いでも9月入学は意味を持ちます。

 

しかし、コロナが「原因」で遅れを取り戻す「目的」から制度を整理せずに

9月入学に踏み切るのはやや疑問を覚えます。

 

すでに今後の見通しが立たず不安を覚えている生徒・保護者にさらに不安を

煽ることをすべきではありません(電話したご家庭はすべて不安と仰っていました)。

学校からの連絡がなかったりオンライン授業がない家庭はさらにでしょう。

 

そもそも、学習が遅れている学校が多いことは事実です。

今後、どのような状況になるかは分かりませんが、過度に不安を煽りすぎるような

ことがないようにしてほしいと思います。