この日は午後が講演会だったので、

私は抜け出して駿台の大学入試研究会へ参加してきました。

 

今年度入試は本当に「弱気」な様子で、

上位校(早慶・MARCH)も軒並み倍率が下がる予想だとか。

国公立もだいぶ志願者を減らしているようです。

 

特に、受験科目が変更される大学、

例えば千葉大学の教育学部(数学が追加される課程やⅡ Bが追加される課程)

等はさらに志願者を減らしているそうです(前年比75%ほどらしいです)。

 

小学校の先生になる方には数学を学んでいて欲しいとは思います。

 

今後は文系にも数学を課していく流れなのでしょうか。

私は大いに賛成ですが、今の文系・理系の分け方だと、

数学嫌いを作りやすくするだけでは? と思います。

 

「数学ができないのであれば文系」

 

これがまだ根強く残っています。

 

本来は学生のうちは何でも学ばないといけません。

理系も日本史を学ぶべきですし、全員数学Ⅲまで勉強すべきです。

大学入試の科目で授業や勉強を決めるべきではありません。

 

数学は「物事を論理的に考え、正しい解答へと向かう」

ことを学ぶための教科です。

論理的にも物事を考えないことが多い場面では、

このような力が必要なのではないでしょうか。