試験返し、鳴り響く歓喜と悲鳴。

 

高校のよくある光景です。

 

しかし、私が気になることが…

生徒が点を落としたことを計算ミスとして処理することです。

 

例えば、

(−2)^2=4ですが、-4と書くミスをしたとします。

このミスには次のパターンが考えられます。

 

 ①本当にたまたまのミス(1000回解いて1回するかしないかのミス)

 ②転記ミス

 ③カッコを普段から書かないので、-2^2=-4と混同する(普段からミスをする)

 ④符号のつけ忘れ

 ⑤実は本当に分かっていない(公式等を誤解して頭に入れている)

 

かな、と思います(もっとあればご指摘ください)。

 

生徒を見ると、実はあらゆるミスをしても、①にこじつけようとする

様子が見られます。

 

②〜⑤は生徒の実力や焦りが産むものなので、再度起きる可能性があります。

酷い場合は、⑤でも①にすることがあります。

 

また、④をケアレスミスにする場合もあるのですが、符号のつけ忘れが

しばしば起こるのは⑤の場合に近いものを感じます。

「あ、忘れてた!」の一言で自分を誤魔化す場合がありますが、

何度も起きれば⑤もしくは③であることは明確です。

 

何が伝えたいかというと、ミスが起きたら原因を探ることが必要だということです。

単に「ケアレスミスでした!」と言うのはまだ早い場合があるのです。

実際、①が原因でケアレスミスをしたら、悔しくてたまらないはずです。

プロの棋士が、今日初めて将棋を始めた子どもに将棋対決で負けるようなものです。

 

生徒の声の多くが「ケアレスミスだったんで」だったので書くことにしました。

 

ケアレスミスは実力不足ということである。

 

と説くのですが、どこまで浸透したかな??