昨日の失敗があったので、今日はいい授業をしてやろうと

意気込んでいる私。

 

流れも言葉かけも順調。

 

黒板に問題を書いて、「さぁ解け」と自信満々に声かけ。

お題は、座標空間上の3点を通る平面の方程式。

 

生徒は悩みながら解いています。

 

どんどん手を挙げます。

 

いいぞいいぞ。

 

 

よく生徒の解答を見ると、

 

全員答えが違う。

 

何と私とも答えが違う。

 

どういうことだ?

 

 

よく見たら、数字を書き間違えて、答えが出ないような問題になっていました。

空間ベクトルでは、数字がずれると答えが出ないので、みんなおかしくなるのも

納得………

 

ううーごめん、ミスった! と言って書き直す私。

 

ざわつく生徒。「ここまでやったのに…」と落胆されました。

 

次こそは!

 

もう一度手が上がります。まだ違う! 生徒に計算を見直すように言います。

 

よーく見ると、今度は符号の書き忘れが発覚!

 

気づいたのも授業終了数分前…今から訂正なんてできる雰囲気でもありません。

 

血の気が引きますね。

 

次回一緒に解いてみましょうと誤魔化し、終わりました。

 

答えが出なかったらどうしようかとビビりまくりましたが、

奇跡的に符号が違っても答えが出ました。

 

とうとう板書が書けなくなりました…

 

この後、ひたすら引きずったのは言うまでもありません。

 

よく休め、と言うことなんだろうけど、放課後は会議なんだよね。