9日。朝5時に目を覚まします。
というより、轟音で寝られず。
TVをつけて、台風の状況を確認します。
電車は厳しいだろう。
家の前は木が倒れており、同僚の家は停電中と
SOSのLINEがきました?
まず、休校?
もう少したってから判断されるとメールがきました。
遅くないか??
クラスの生徒に、「自宅待機」とメールを送ります。
(こういう時にGoogle Classroomは便利です。)
他校はすでに休校や時差登校が決定しています。
判断は早い方がいいと、この時ばかりは本気で思いました。
8時、電車が一切復旧しないことが分かったようで、休校が決まります。
ほとんど寝ていない私は、ここで安心したのか、寝てしまいます。
どうやら、学校は終日停電になっていたようでした。
(どの辺りかバレそうですが。)
10日、停電が復旧せず。この日も休校です。
この日は早く、6時に連絡がまわりました。
生徒、大丈夫かな?
そして、教員総出で学校内の瓦礫撤去の指令が下りました。
週末の文化祭に間に合わせたいとのこと。
教「申し訳ないけど、昼飯を買ってきてほしい。」
私「何かあったんですか?」
教「学校近辺のコンビニに何もないから、困っている。」
こうして、近所のコンビニの最後のおにぎりを買い占めました。
学校近くは信号が動いていないところもあれば、信号機が増えたところもありました。
そう、信号機が90度回転しているのです。
学校内はひどい状況でした。
木はなぎ倒され、わずか2日でジャングルに変貌していました。
テニスコートは「コートが剥がされて」いました。
部室棟は屋根が飛ばされ、山岳部の部室は浸水していました。
テントとザックも水浸しです。
どうするの、これは。
明日からどうなるか分からないのですが、文化祭は開催したいとのこと。
電気が戻るかどうかが問題らしいです。
一体どうなるのだろう。
街がパニックのまま、1日が終わりました。