翌日から(夏休みなのに)夏期セミナーが始まります。
この日は当然準備に充てられます。
さて、クラスの生徒は結構チャートで勉強しているようですが、
青チャートとなると、解答を読み進めるだけでも骨が折れる問題もあります。
生徒の中には
①難しい問題を避ける
②とりあえず読んでみて、解答を書き写す
など、無難な方法を選んでいる傾向にあるようです。
背伸びをしないで、黄色や白に変えてもいいのかもしれませんが、
青チャートで少しでも力が伸びそうであれば、やり進めてもいいと思います。
(数学をわかりやすく復習したい生徒には青チャートは向きませんので、念の為。)
↑最近はiPadに3冊とも入れています。
生徒に話を聞くと、結構
「わからない問題があった時にみるんです」
といった反応をされます。
参考書の使い方としてはいいでしょう。
しかし、ただ「参考」にしてしまっては、実力もつきません。
その辺をせっつくと、上記の②の回答が返ってきます。
本来は、解答を参考にしながら、極力見ないようにして、
問題を解き進めるのがいいでしょう。
模試のあと
「家では解けるんですけど、模試になると解けないんです」
という相談をよく持ってきますが、家にはすぐ調べられる環境がありますよね。
その安心感があるかないかで、実力の出方は全く異なります。
だから、家でも安易に答えを見ないような環境整備をした方がいいのです。
上記の①のような状況の人は、間違えることを恐れずに挑戦した方がいいでしょう。
「わからないとやる気無くすんで…」
という生徒もいますが、
「学習」=「失敗の経験」
ではないでしょうか?
まずは、青チャートを選んだのであれば、とことん使いこなすことは
大切だと思います。