この日は気になっていた

平和祈念展示資料館へ行ってきました。

 

https://www.heiwakinen.go.jp/

↑HPです。

 

入場無料の大きくはない資料館ですが

展示内容はものすごく深いです。

 

太平洋戦争が終結した(玉音放送が流れた)

のは1945年8月15日ですが、その後も

日本以外の地で抑留されたり、引き続き行われていた

空襲で大変な被害にあった方々について、

実は(恥ずかしながら)私たちはよく知らないのではないかと思います。

 

例えば、15日以降もソ連軍による機銃掃射を受けた「樺太」。

(南樺太はポーツマス条約により日本領でした。)

ここで樺太の戦いがあったことを私は初めて知りました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%BA%E5%A4%AA%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84_(1945%E5%B9%B4)

 

8月20日、ソ連軍の侵略により、9名の局員が亡くなった真岡郵便電信局の事件は

「北のひめゆり事件」とも言われているそうです。

 

こうした歴史の真実に目を向けることで、

色々見えてくるものがあります。

 

生徒に「なぜ先生は歴史を勉強するのか」と聞かれたことがありますが、

それには「私が歴史を勉強しなかったから」と答えます。

理系であった私は、高校で日本史を勉強していません。

あるとき、それでいいのかと思い、あちこち歴史の舞台へ行くようになりました。

要するに、日本人として日本の歴史を知りたいだけなのです。

 

この資料館はぜひ生徒にも行って欲しいと思います。