とうとう1学期中間試験が近づいています。
生徒の様子を見ていると、あまり勉強をしている様子はありません。
「まだ時間あるし」
「数日前から頑張ります」
という声もあるので、どうしようかな、というところです。
試験直後は何となく反省するのですが、
喉元過ぎれば熱さを忘れる
状況が散見されます。
やはり原因の1つは携帯電話ではないでしょうか?
携帯電話が集中力を奪っている気がします。
意識が目の前の勉強ではなく、携帯に行ってしまうのです。
http://www.s-lab-tomita.com/cont/column/no55smart2.html
↑Science 冨田塾さんの記事です。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/012900065/
↑National Geographicの記事です。
スマホと集中力にある一定の関係性があるのは、否定しようがないところだと思います。
今はオンラインでゲーム対戦ができる時代です。
ゲーム会社もいかに人間をゲームに向かわせるかで必死でしょう。
SNSもより手軽になりました。Twitterもフォロー数が多いと、
24時間でどんどん更新されていくので、見る側からしてみたら飽きにくいと思います。
漫画も映画もネットで見られる時代になりました。
携帯電話一台あれば、漫画もゲームも学校に持ってくる必要がありません。
携帯電話一台あれば、その人にあった退屈しのぎを提案してくれます。
AIが発達したら、携帯電話の機能も更に加速されることが予想されます。
その時は、人間は完全に「支配」されるのではないでしょうか。
やはり、勉強<携帯 の構図がよく見えます。
ある程度自分で自分を管理できればいいのでしょうが、
現実は、そうでないことが多いです。
保護者様も
「うちは子どもに携帯の管理も任せています」
と仰る方が多いのですが、本人は、
「任されている」=「自由に使いまくっていい」
程度の感覚しかないことも事実です。
携帯が悪とは思いません。ただ、
人間<携帯 の構図では、ただの支配です。
その辺りを抜け出してくれないかな、と思います。