この日も数学の研修会へ行ってきました。
(一体いつ休んでいるの? とよく聞かれますが、内緒です。)
そこでこんなお話を聞きました。
数学で躓いたら、元に戻ること。
例えば、2次不等式が分からなくなってしまったら、
その前の2次関数や2次方程式が分かっていない可能性があります。
x^2-4x+3>0
と聞かれて、
①y=x^2-4x+3のグラフがかけるか。
②グラフとx軸の交点の座標が分かるか(存在しない場合もそれを示せるか)。
③「>0」だから、x軸よりグラフが上にある場合のxの範囲を求められるか。
の3点が要求されると思います。
授業で2次不等式を学ぶ際に、恐らく③でが中心となるはずです。
教員も①と②は事前に扱ったから知っていてほしいと思うので、
③ほど強く強調しない場合があります。
ところが、①②が分かっていない生徒は、③を強調されても分からず、
結果的に2次不等式が解けない、という結果に終わります。
だから2次不等式が分からない場合は、元(ここでは①②)に戻ることが大事なのです。
2次方程式は中学数学最大の難所の1つだと思うので、それが怪しい場合は因数分解まで戻る必要があります。
現実的に戻って勉強をし直すのは大変なので、Qubenaのような人工知能を搭載したアプリが流行るのです。
(似たアプリにすららというものもあります)。
Qubena:https://qubena.com/
数学で躓く場合はご参考になれば…