続きです。
セミナーの後半は、とある参考書を執筆されている方のご講演でした。
この方のお話はぜひ伺いたいと思っておりました。
お話は大変興味深く、新テストについても的確に言及されていました。
何より心に響いた言葉は、
私が授業を見る基準は、生徒の学力が上がる授業かどうかだけだ。
でした。正直、この言葉に反論できる言葉などないと思います。
ICTを用いた授業などがトレンドですが、学力が上がらなければ、
使う意味はないでしょう。知的好奇心を刺激しないのであれば、従来の
授業でいいのではないでしょうか?
教科書をただ辿ったり、生徒の反応を無視してしまうと、成績の向上など
あり得ません(生徒が飛び切り優秀で、勝手に成績を上げてくれる場合は別です)。
だから、生徒の学力が上がっていくようにこちらも勉強をし、
「難しいことは簡単に、簡単なことは深く」なるような授業をしなければなりません。
納得というよりも、核心を突かれていたので、今の私のレベルでは言葉になりません。
いい授業をするためにもっと勉強しなければならないと、ものすごく焦る気持ちになりました。