2科目と4科目

 

首都圏の中学受験では、4科目受験が多いですが、今日はふと何故か考えてみました。

最近は英語入試や、合教科型の入試、1科目受験など、

中学入試も多種多様化しています。

しかし、私は4科目型の入試を強く推す立場でありたいと思います。

 

国語、算数、社会、理科は独立の教科ではなく、それぞれが互いの教科を補完しあっています。理科の計算は、算数が元になるし、国語で習うキーワードの見つけ方は算数の文章題に役立ちます。社会の資料の読み方は算数や理科のグラフの読み取りに派生できるし、「なぜ?」という論理的思考は、算数から各教科へと恩恵をもたらします。

 

この4教科をしっかりと学び、深い学問同士のつながりに気づくことで、学ぶ意味を感じていくことが大事なのではないでしょうか? 中学受験は、中高一貫校のドラフト会議ではないと思います。