前回まででエラトステネスの篩を使って100までの自然数の中から、2の倍数、3の倍数、5の倍数、7の倍数を消去して素数を求めました。

 え?11の倍数は消えてないよ?

 では11の倍数を見てみましょう。

  11×2、11×3、11×5、11×7

はすでに消えています。次の素数は11ですが

  11×11=121

は100を超えているので消す必要はありません。このように100までの素数を求めるときは√100=10以下の自然数について検証すれば十分です。

 

少し一般化しましょう。

  自然数nにおいて

   n=pq ただしp,qは素数

  とします。

  このとき

   p>√n かつ q>√nとすると

   n = pq >√n√n=n

  となり n>n と矛盾します。

  したがって p<=n または q<=n

  でなければならない。

100までの素数では

  n = 100であるから、p <= 10、q <= 10

10以下の素数を検討するだけで十分です。