定期テストが近づくと、先生から1枚の紙が配られると思います。
いわゆるテストの範囲表というやつです。
これには、各教科のテスト範囲に該当する教科書やワークの範囲が記載されていますよね。
くわえて、テストまでに提出するべき宿題の範囲も載っていると思います。
この紙が配られると、「うわ~、テストが近づいてきたなぁ~」なんて実感が沸いてきて気持ちがブルーになっちゃう人もたくさん居るのではないでしょうか。
絵や図が何も書いていない、とっても無機質な紙1枚に、テスト範囲に対応するそれぞれのページがこれまた無機質に並んでいるだけの表ですからね。
無理もありません。
かくいう私も、自分が中学生の時は、この紙を見るのが嫌いでしたよ。
このテスト範囲表という1枚の紙ですが、中学生は全く欲しくないと思いますが、特に個別指導の塾講師にとってはと~っても手に入れたい情報がたくさん詰まっているのです。
教科書の該当ページはもちろんのこと、やはり学校のワークの該当ページですよね。
この学校のワークというのが、テスト勉強を進めるときにとっても大事なんです。
ちょっと話は逸れますが、
私は、プロフィールや記事で、「高校生の時は学校の授業や宿題をほとんど無視して勉強していた」と書いていますが、これはあくまで高校生の時の話です。
特に大学受験には、高校の定期テストの結果や通知表等は一切関係ありません。(推薦入試等はもちろん関係ありますよ。)
なので、私は常に「入試本番の結果」のみを意識して勉強していたから、学校のことは無視しても入試の合否には問題はなかったのです。
ですが、中学生となると話は全く変わってきます。
公立高校入試の合否は入試の結果に加えて、内申点も合格を左右するとっても大きな要素の一つです。
内申点、つまりは通知表の結果ですね。
いくら入試結果が良くても、内申点が悪いと、受験に落ちてしまうケースだって十分にありえるのです。
実際私は、高岡南高校をずっと志望していましたが、内申点が足りないという理由で(他にも理由はありましたが)、志望校を福岡高校に変更しました。
私の場合、五教科よりも音楽・体育・図工といった副教科の内申点がとっても悪かったのです。(ホント、センスのかけらもない人間でした・・・悔しい!)
私の話は置いておいて、内申点が入試の合否においてとても重大な役割を持つことはしっかりと頭に入れておいてください。
では、その内申点(各教科、五段階評価)でどうやって高得点を取るのかというと、まず第一に定期テストの結果です。
そして宿題の提出率。
だとすると、中学生の生徒からすると、見るのもイヤでしかないテストの範囲表というのは、実は高校入試の結果を左右するほどの情報が詰まっている、と~っても大事な紙だと思いませんか?
しかも、その情報をテストの前に手に入れることができるというのは、本当はとってもラッキーなことなんですよ!
そして、ここからがとっても大事なのですが・・・。
学校の定期テストの問題というのは、ほとんどが学校の教科書、又はワークから出題されるようになっています。
もちろん、問題文の数字が多少変わっていることはありますが、ほとんどそのまま出題されるのです。
これ、実はすごいことだと思いません?
だって学校の教科書も、ワークも、あなたはすでに「持っている」でしょう?
その「持っている」教科書やワークから、テストの問題を作るよ、と言ってくれているんですよ?
しかも、その範囲を、テストより前に「分かって」いるんですよ?
これは野球で例えるなら、ピッチャーが球を投げる一週間前に、「インコースの内角低めをカーブで投げます」と打者に宣言するようなものです。
一週間前に宣言してくれているなら、これ、打てなきゃおかしいでしょう?
インコースの内角低めのカーブを打つ練習をすればいいだけですからね。
本来、学校の定期テストというのは、これほど恵まれた環境で行われているのですよ。
私が何度も、「中学生の勉強は、極論を言えばすべて暗記である」と言っているのは、これが理由です。
だって、ぜ~んぶ理解せずとも、覚えてさえしまえば、点数が取れちゃうんですから。
とはいえ、全部をひたすらに暗記なんて実際は不可能ですから、みんな様々な工夫を凝らして勉強するわけですよね。
ですから、テスト前における学校の取り組み方というのは、本当に大切になってくるのです。
これがテスト結果、ひいては入試の結果にも関わってくるということを忘れてはなりません。
その上で!です。
では、学校の宿題をどのように取り組めばいいのかということもお話します。
学校の宿題の取り組み方は、
①目標点を取るための問題を
②できるようになるまで
③繰り返す
というのが基本になります。
前も記事に書きましたが、学校の宿題だって、全部やらなくていいんですよ。
(しっかり全部提出はしてくださいね。内申点にも関係しますから。あくまで、テスト勉強における「やる・やらない」の話です。)
自分の目標点が取れるようになる問題だけをしっかりと解ければいいのです。
でも、どの問題まで解けるようになればいいのかなんて、子どもからしたら分かりませんよね。
これは、知っている人に聞くしかありません。
塾に行っている子どもは、塾の先生に聞いてみましょう。
塾に行っていない子どもは、素直に学校の先生に聞いてみましょう。
「ぼく(わたし)は、次のテストで○○点が取りたい。そのためにはこのワークのどの問題を解けるようになればいいですか?印をつけて教えてください」と、真剣な顔をして聞いてみてください。
ちゃんと答えてくれるはずですよ。
そして、その先生が印をつけてくれた問題を、何も見ずに出来るようになるまで、繰り返して解く練習をするのです。
どうですか?
これなら、目標点が取れる気がしませんか?
目標点を取るための問題を、解けるようになるまで、繰り返して練習するのですから、そりゃ取れますよ。
さっきの野球の話と一緒です。事前に投げられる球が分かっているなら、インコースの内角低めのカーブだけ、練習すればいいんですよ。
テスト勉強とは本来、こうして戦略的に取り組むべきことなのです。
それを何をしていいか分からず、時間に迫られて、闇雲にただ答えを宿題に写したって、何の結果も生みません。
これを読んだあなたは”ちゃんと”学校の宿題に取り組んで下さいね!
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