クーラーへの誘惑に負けないように、首にタオルを巻いて、扇風機を回してこのパソコンに向かっています。
冷えたパイナップルジュースを飲みながら作業をすれば、意外に涼しくなるものです。
さて、今日は多くの子どもたちが陥っている、勉強における失敗パターンについて書きますね。
ホント、塾講師になってから痛感しましたけど、間違った勉強方法をやっちゃっている生徒って沢山いるんですよね~。
学校では「勉強」そのものは教えてもらえるかもしれませんが、「勉強方法」については一切教えてくれませんからね。
でもこれって考えてみたら、かなり不思議なことなんですよ。
だって書道の先生が、お手本だけ見せて、肝心の書き方について教えてくれなかったら、どう思います?
いやいや、あんたは書けるかもしれないけど、それをどうやって書くのか教えてくれよ!!
って思いません?
私ならそう思いますし、お手本しか見せてくれない先生の言うことなんて聞こうとも思いませんよ。
いわば、学校の授業ってこのお手本なんですよ。
それをどうやって解けばいいのか、どうやれば解けるようになるのか、ということはほとんど語られてきませんでした。
まぁ、学生時代にある程度勉強できた人たちが教員になっているんでしょうから、生徒に分かる言葉で説明できないんでしょうね。
そもそも学校の教員というのは公務員ですから、競争も何もない世界です。
しかも、生徒は教師を選べませんからね。決められた先生の授業を受けるだけ。
生徒から「分かりにくい授業だ」と烙印を押されたとしても、お給料はしっかりもらえるし、何の痛みもありません。
そりゃ、授業の質の向上なんて考えませんよね。
その点、塾講師というのは全くの別世界です。
塾講師というのは、生徒が講師を選ぶのです。
生徒からあの先生の授業は分かりにくい、という烙印が押されてしまったら最後、その生徒は去っていきます。
そうなると自分のお給料にも反映されますし、生徒からも嫌われちゃいます。
それは何としても避けたいので、授業の質をどうやって上げるべきか、常に考えています。
もちろん、「生徒を志望校に合格させる」という覚悟や意識もとてつもなく大きいのです。
だから分かりやすい授業、成績を上げてくれる授業をしてくれると有名になるのはいつも、学校の先生ではなく塾講師なんですね。
というわけで、今日はその超有名塾講師たる関正夫先生の著書から多くの生徒が陥る失敗パターンについて引用して紹介しますね。
この先生、英語の先生なんですが、めちゃくちゃスゴイ先生なんですよ。
TOEICで990点の満点を取ることなんて当たり前。
今まで出講した予備校では、250人教室が満席になり、朝6時から整理券が配布されたり、立ち見でも授業を受けたいという生徒がいたり、200名定員の講座を1日6講座実施してすべて満席にするなど、超超有名人気講師なんです。
その先生の著書:「世界一わかりやすい英語の勉強法」から抜粋します。
英語の本だからといって、英語にしか通じないなんて思っちゃダメですからね。正しい言葉には、ちゃんと共通点がありますから。
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失敗パターン 「理解」と「定着」を混同する
このパターンは、ほぼすべての受験生に当てはまるので特に注意してください。英語の内容を「理解」した時点で、「できるようになった(定着した)」と勘違いしてしまうパターンです。
語学というのはスポーツに似ていて、たとえばテニスで一度うまくサーブできたからといって、次も同じようにできるとは限りません。というより、できないことがほとんどだと思います。
英語も同じです。単語を調べて、文法・構造を理解して、内容が理解できたとします。まだ「理解できた」にすぎないのですが、ほぼ全員が次の英文に進んでしまいます。けれども、この時点では「理解」しただけで、「定着」はできていないんです。これでは次の瞬間には忘れると思ってください。
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いや~素晴らしい!そして痛快です!
「これでは次の瞬間には忘れると思ってください。」まで言い切っちゃってます。
でも、これには本当に心から同感ですよ。
私は個別指導塾で講師をやっていたので、この言葉の意味が痛いほどに分かります。
生徒って、私の授業を聞いているときは、「うん、うん」と頷いてくれているんです。外から見れば、この生徒、理解しているなぁと思えるようなうなずき方ですよ。
しかし、そんな「理解してくれていそうな」生徒を見たとしても私は一切安心できません。
だって、いざ生徒に練習問題を解かせると、解けないケースがほとんどだから。
数秒前にうん、うんと理解していた(ように見える)生徒が、解けないんです。
まさに、次の瞬間には忘れちゃう。
理解しただけでは、定着はおろか、「できる」ことすらままならないケースだって普通にあり得るんですよ。
これは、生徒の頭が悪いという話では一切ありません。人間の脳は理解できたからといって、できるようになるわけでも定着するわけでもない、ということです。
人間の脳みその構造はそもそも、そういうものだというだけのこと。
だから、私が勤める塾にはあるスローガンのようなものがありました。
それは、「できるまで、繰り返す」というもの。
この言葉は一見、私が忌み嫌っているただの根性論・精神論のようにも聞こえますが、全く違います。
とにかくやれ!という意味合いではありません。
もう少しかみ砕いていえば、
人間の脳は授業を聞いただけではすぐに問題が解けるようになっているわけではないのだから、脳に定着するまで繰り返しやりましょう。
ということ。
そろそろ、今日の話をまとめましょうか。
・ほとんどの生徒が「理解」した時点で、「できるようになった(定着した)」と勘違いしている
・これでは次の瞬間には忘れる
・忘れないために、できるようになるまで繰り返す
上記のことをしっかりと肝に銘じてくださいね。
間違っても解説を読んで”理解した”だけで、出来るようになったとは思わないでくださいね!
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