お久しぶりです。
先日、ようやくスノータイヤから普通のタイヤに取り換えた西です。
ずいぶん、このブログを休憩していました。
理由はいろいろあるのですが、簡単に言うとこの勉強をテーマにあらゆる活動を行うための準備不足が原因です。
つまりは、見切り発車だったんですよ。
このブログを開設するよりももっと早くするべきことがあったにも関わらず、そこをないがしろにしていました。
いや~反省ですね。
まあ、見切り発車したおかげで、何が足りないのかが明確に見えてきたので結果オーライではあるのですが。
でもようやく、その土台が固まってきたので、ブログを再開します。
はい、ということで、張り切って書いていきましょう!!
今日はね、世の中のお母さま達がシンプルに疑問に思っていることにお答えしようと思います。
それは、「なぜうちの子は勉強しないのだろうか?」という疑問です。
私も塾講師をしていたので、このギモンはよ~く分かります。
私も、何度も何度も思いましたよ。
「なんで勉強しないんだろう?」って。
だから理由を考えました。
・勉強が難しいから
・勉強しても成績が伸びないから
・部活が忙しいから
・親や先生が、勉強しろしろとうるさいから
・自分の教え方が悪いから
・・・・
とまあ、いろいろ考えたんですが、答えはめちゃくちゃシンプルでしたよ。
実際に、何度も何度も生徒はこの言葉を言っていましたから。
子どもが勉強をしない理由の本質は
「勉強がつまらないから」
これにつきます。
難しいとか、成績が伸びないとか、部活が忙しいとか、これは全部この「つまらない」から発せられた言葉たちです。
だってそうでしょ?
例えば、電車のことが大好きで、山手線の駅名を全部覚えちゃっている子どもなんかは、
駅名を覚えたから、「誰かに褒められる」わけでもないし、
駅名を覚えたから、「何か直接的な利益を受けられる」わけでもないし、
駅名を覚えるために、「部活をないがしろにしている」わけでもない。
だからね、勉強をすることが本人にとって楽しく面白いことであれば、
多少の苦労だって進んでやる(楽しいのだからそもそもあまり苦労と思ってない)し、成績が伸びないなんてことを考えもしないし、部活が忙しくたって宿題の時間くらいとりますよ。
とっても簡単なことなんですね。
だから私は、勉強の面白さや魅力を伝える気がサラサラない学校の先生なんかにはとっても腹が立ちます。
彼らは公務員だから、手を抜いてもお金貰えちゃいますからね。
その点、塾の先生はそのことをよく分かっているので、授業自体がめちゃくちゃ面白いです。
(もちろん、おもしろくない先生だっているとは思いますが・・・・)
私は塾講師時代に、彼らの授業動画を見たり、出版している参考書なんかもたくさん読みましたけれど、レベルが違います。
なるほどな~、おもしろ~い!と何度も何度も感嘆しましたよ。
その上で、ですよ!
今日書きたかったことは、学校の先生より塾の先生の方がいいよ、みたいな稚拙な話ではありません。
私が強く強く言いたいのは、「勉強が面白い」と思える世界があることを「教える」のが「大人の責任」だということ。
子どもは何の疑問もなく、学校に通っています。そして、彼らにとってはその「学校の世界」が全てです。
「勉強は学校の先生が教えてくれるもの」となんの疑問もなく信じ込んでいます。
それが正しい思いこみならいいんですが、残念ながらその先生が教えてくれる勉強の大半を、子どもは「つまらない」と感じてしまっているんです。
その子どもたちに対して、「つまらなくない、楽しいと思える別の世界があるよ」と教えてあげるのが大人の責任だと思うんですよ。
実際に勉強を教える立場の人間ならば、
・こう考えれば、面白いよ
・こうすれば、解けるでしょ
・こういう考え方もあるよ
と教えてあげる
実際に勉強を教える立場でない、例えば親ならば、
・塾に行ってみたらどうか
・この通信教育を受けてみたらどうか
・この人の話を聞いてみたらどうか
なんてことを教えてあげる
双方言っている言葉は違いますが、共通しているのは、「別の世界」を子どもたちに見せてあげるお手伝いをすること。
その努力なくして、「うちの子は勉強やらないなぁ」と嘆くのは非常にもったいないことで、残念なことだと思います。
そりゃ勉強をつまらないと感じてたら、子どもだってやりませんよ!
そもそも勉強したから良いことがあるみたいな言葉には、今の子どもは一ミリも心は動きません。
”将来”良いことがあると思うから、勉強するんじゃないんです。
”いま”楽しい!面白い!と子どもが思うから、勉強するんです。
なので、勉強しないと嘆く前に、自分の子どもが楽しいと思える環境をどうやったら教えてあげられるのかを考えてみましょう。
最後に、勉強が面白いなんてありえない!なんてことを親が思っちゃったらいけませんよ。
自分が思ってないのに、子どもに別の世界を見せてあげるなんて、絶対に不可能ですからね!
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