大人は
目の前の子を愛しているから
「この子がこけないようにしてあげよう」
と先回りして、
あれやこれやと手を差し伸べる
多くの場合、大人自身の体験談から
「私が失敗したから、子どもには失敗させないように」
と言う
私の課題を解決するための手段が子どもであってはならない
私の課題は、後悔が残っているからだ
「後悔はない」
という人もいるが、やっていることが「私の課題」から来ているから
後悔が強烈に残っていると言える
子どもはその子自身が体験しなければいけないことがある
目先のこけるを回避できるかも知れないが
こけ方がわからなくなってしまうため、
後にちょっとしたことで大怪我をしてしまう
結果、大人の方も後悔の上塗りをしてしまうことに繋がる
だから
本当に目の前の子を愛しているなら
この子が親元を離れるときに、自律し、自立できるように接していくことが
大切だ
そのために、
たとえこけたとしても
信じて見守るのだ
そして、
次のアイディアを考えるきっかけを
提供することが大切だ
トライアンドエラーを繰り返すことで
感情も育ち、能力も高まり、自律自立へと繋がっていく
また、
私自身も課題に向き合い、
その体験があったから、今がよくなっていると
捉え換えをすることが必須である
そうでない限り、
永遠と同じ課題に苛まれることになる
変わるのは大人である
大人も子どもも
自分自身と向き合い
考えて行動する力を身につけたいものだ
「考えることから逃げていませんか?」
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