2009年1月16日、想いに賛同してくださった9名の子どもたちから活動がはじまり、
今日で13年目を迎えることができました。
卒業生の皆様、全国の講座受講生の皆様から、成長や変化の様子を聴く機会も増えました。
子どもから大人まで幅広い世代の方と携わる場へと成長することができたこと、
共育をテーマとして多くの方と協働ができたことも、
想いに共感いただいたご縁ある皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
目先の利益や旧態依然の価値を追い求めることでは対応できない時代に転換したことが、
昨年の新型コロナウィルスがきっかけで明確になりました。
技術革新はすごいものがありますが、
SDGs(持続可能な開発目標)の2030年ゴールからは、ほど遠い現状があります。
だからこそ、より時代の流れを見据えて、
柔軟に変化できる力、自分で考えて切り拓く力が私たちに求められています。
ただ、この力が身につけにくい環境にあるのが現状です。
豊かになりすぎた。
便利になりすぎた。
何でもかんでも依存して、
そこに行けばなんとかなる、お金を出せばなんとかなる……
そのときの楽をとって、自分で考える機会を逸してしまう。
それが当たり前になってしまうと、最終的に依存するものがなくなったとき、
もう身動きが取れなくなってしまいかねないのです。
足るを知り、目先の利益や旧態依然の価値を追い求めるのではなく、
社会課題と時代を見据えた幅広い視点を持ち、
自分軸と未来の社会に生きる力を備えた、主体的で心豊かな人たちを育みたい。
そのために、まずは大人が変わり、輝いて生きる。
その姿を在り方で伝えることで、子どもも輝き、未来も輝く。
次世代を健全に育成していくために、将来に生きる力をもった人を育成するために、
想いを共にし、共に育ち合いながら、共に場を創っていきたいのです。
これからも想いを発信し続けるとともに、
共育共創家として、より多くの皆様のお役に立てるよう、邁進して参ります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
共育共創家
黒田忠晃