NPO法人親育ネットワークの月1講座
子ミュ力Ⓡゼミナール。
第59回のテーマは、
「主体性のある子どもを育成するための声かけとは」。
1月~3月は発達段階シリーズとしてお届けしています。
担当は、
副代表理事で
特定非営利活動法人子どもアイデア楽工理事長の
コウチョウこと山上敏樹さん。

文科省の出している学力の高い子にある生活習慣
コウチョウの前職での体験や今の活動を通じての事例
を踏まえながら、
言葉掛けのコツや
知識を知恵に変えるコツ
を教えていただきました。
親や周りの大人が
子どもの成長を促すために、
自己肯定感、自己効力感を育むために、
「無条件ほめ」
をすることの重要性を学んだ時間でした。
「人にやり方を教えるな。
何をすべきかを教えれば、
人はその創意工夫で
驚かせてくれる」
というジョージ・パットンの言葉のとおり、
子どもたちのアイディアは素敵なものが
たくさんあります。
「子どもだからできない」ではないのです。
後半は、言葉がけと心がけをテーマに
会話の事例を見ながら、
ミスコミュニケーションはどこにあるかを
話し合う時間となりました。

「なんで~」
「駄目に決まっているでしょう!」
「駄目なものは駄目!」
こういった押しつけの言葉は、
「どうせ自分なんか。。。」
という自己否定に繋がっていきます。
これが重なることで心の課題が生まれていくのです。
文字として読むと、
そりゃこんな言葉がけはダメでしょう~
となりますが、
実際には、結構こういった声かけをしていることは
多いのではないでしょうか?
「どのようにしたら」「他には」といった
コーチング的な問いかけの仕方は
同じことを伝えるのでも、
まったく変わってくるわけです。
そのときに、
褒めるポイント、認めるポイント
役に立ったとき
自分の能力を超えたとき
気づいたとき
思いやりを示したとき
を入れていくことも大切ですね。
次回は、3月11日(水)10:00-11:40です。
会場は【ウィルあいち セミナールーム4】です。
いつもと違いますので、ご注意ください。
第60回のテーマは、
発達段階シリーズその5
「子どもの発達と感覚について〜遊ぶことには意味がある〜」。
担当講師は、保育士の谷川未左子さんです。
「どんな言葉を使っていきたいですか?」