未来をつくる子ども条例10周年イベント | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

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愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日は、

日進市未来をつくる子ども条例10周年イベント

の表彰式、基調講演に出席しました。

 



今回、10周年を記念して、

条例にまつわるフォトコンテストが

開催されましたが、

その写真の審査に携わらせて頂きました。

 

素敵な写真がとてもたくさんありましたので、

みなさんといろいろ意見を交わしながら、

長時間かけて、選ばせて頂きました。

 

写真に込められているストーリーを想像すると

感じることがたくさんあります。

 

現在~12月15日(日)までは

日進市図書館エントランスで選ばれた写真の展示が行われいていますが、

12月17日(火)~12月25日(水)までは、

プライムツリー赤池1階で展示が行われます。

 

さて、基調講演では

こどもフォーラムの原京子さんが

条例への想いと、条例ができるまでのストーリーを

お話しくださいました。

 

当時の小中学生が大人と一緒に条例を作っていったこと、

条例の前文は子どもたちの文章であることが

なかなか他市の例を見ないものであるということでした。

 

私たちは、いろいろなことを知り、学び、選び、目標に向かいチャレンジすることができます。
そのために必要な力を借りることもできます。

そして、夢をかなえることができます。
私たちは、大人のために利用されることはなく、気持ちや考えを言うことができます。
私たちには、助けてくれる人たち、支えてくれる人たちがいます。
私たちは、大切にされ、安全で、安心なまちに住むことができます。
私たちは、みんな仲間です。
お互いに受けとめ合い、協力することができます。
悩みを相談したり、助けを求めたりもできます。
生きていることが楽しいと思えることは、あたり前ではなく、とてもすばらしいことです。
私たちは、お互いの自由と権利を大切にして、ともに生きていたいと願います。
私たちは知ってほしい。守られていない権利があることを。
だから、この条例を知ってほしい。

 

当事者の言葉だからこそ、響くメッセージです。

 

条例が施行されてから、10年が経ち、

果たして、この条例が守られているのだろうかと考えると、

なかなか「はい」と言えない状況。

 

この条例を少しでも知ってほしいという想いで

補助金を頂いて、今年8月に講座を開講しましたが、

今後も、条例を意識しながら、それに則した活動を進めること共に

条例を知って頂く機会を作っていけたらと思います。

 

「子どもの力を信じていますか?」