キャリアマインドアップクラス2019年9月 | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日は、

キャリアマインドアップクラス2019年9月の授業でした。

 

まずは、

先日の日進市市民自治活動推進補助金事業である

「共育で大切なことって何だろう?」

で登壇した高校生のプレゼンを映像を見ながら

振り返りました。

 

改めて見て、

自分のことをいい面も、苦手な面もしっかりと示した

とてもいいプレゼンだと思いました。

 

そのときの質問でも「失敗」を皆さんの前で

堂々と語ることに対する内容のものがあったぐらいです。

 

続いて、

近況を振り返りながら、

内閣府のまとめている「令和元年度若者白書」の特集を

見ながら、感じたことを語り合おうということで、

あれこれ話している流れから、

また「失敗」の話になりました。

日本は「失敗」を許さない風潮があるところから、

自己肯定感や自己効力感、自己有用感が低くなるのではという

話になり、

「同調主義」の話から、

出る杭は打たれる傾向があるよね

という話になりました。

 

そこから、

ある著名人が京都アニメーションの事件に関する、

マスコミの報道に対して怒りを感じていることを

YouTubeに投稿しているというので、

それをみんなで見ながら、また考えました。

 

その中で「大きな権威」に守られていると

自分が強くなってしまい、視野が狭くなるという

お話しがあり、妙に納得する時間となりました。

 

その後「若者白書」を見ましたが、

諸外国に比べて、自分に満足していたり、

長所があると感じている割合が低いことが掲載されていて、

様々な意見交換をしながら展開し、

最終的に、両方の事例を通して、

「どのようにしたら自分に対して満足できるだろう」

という問いに向き合いました。

 

当初予定した内容とは異なりますが、

ライブから生まれる授業だと改めて思いました。

 

「どのようにしたら自分に対して満足できるだろう?」