昨日から、
FRJ2019(ファンドレージング日本)
のイベントに参加しています。
課題「解決」先進国をめざして
というテーマ

選択式で、
ランチセッションも含めて
7コマのセッションに参加しました。
クラウドファンディングの基礎
ファンドレージングの意義などの
お話しを伺うことができました。
興味深かったのは、
ベネッセ子ども基金がコーディネートされた
「複雑化する子ども支援の現場が直面している課題とは?」。
実際に学習支援等を行っている2団体の事例と
ベネッセ教育総合研究所の学習支援のスタッフと責任者に聴いた
アンケート調査結果の報告がありました。
生活困窮者自立支援法が創られ
学習支援や子ども食堂の積極運用がはかられていますが、
それを受ける団体がどういう所かが
とても大きな課題であるとは、前々から思っていました。
本来の子どもの支援は、
学校の勉強を教えるだけ、
ごはんを食べさせるだけでは、
ダメだと思っていますが、
現場サイドと、業務委託する行政側との
認識の乖離があるようで、
どうしても、規模などで、
大手が取ってしまうという事例が
多数あります。
先日も、ずっと活動をしてきた団体が、
プロポーサルで落とされてしまい、
学習塾が運営する形になったことで、
スタッフも利用する側も困惑するという
ニュースを見ました。
社会的にいいことをやっているということを見せるための
宣伝活動で、本質からずれた学習支援や子ども食堂を
運営されるのは、問題だとずっと考えていましたので、
実際の現場サイドの方の声もそのような意見だったことに
強く共感する時間でした。
何らか困ってきている訳で、
無料で勉強だけ教えれば、
ご飯を食べさせればでは、
子どもの支援にはならない。
それでは、
学習塾や食堂と
変わらない。
子どもが
抱えている心理的問題等にも
どれだけ寄り添えるか
そこも含めて総合的に支援することが
求められます。
もちろん
公教育の役割が重要であることも
お話しがありました。
やはり、
国、地方行政、学校、地域が一体となって
進めていくことが重要なんですね。
日進市には
子どもの支援を考える会があり、
そこでも共有していきたいと思います。
新しいご縁もいただきました。
今日は、どんな学びとご縁があるか楽しみです。
「新しい刺激を入れていますか?」