「未来をつくる子ども条例」って知ってる? | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

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愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

8月25日(日)は、

令和元年度日進市市民自治活動推進補助金事業である

「共育で大切なことって何だろう?」

の2回目でした。

 



テーマは、

「未来をつくる子ども条例」って知ってる?

 

日進市には、10年前に学生と大人が協働で創った

子どもの権利条例があります。

子どもの想いが存分に盛り込まれたこの条例。

作成に1年、議会を通すのに1年かかったそうです。

 

当時の会議に参加されていた

齋藤由美さん、寺田裕美さん

最近、この条例を知って、もっと広く知ってほしいという想いから、

同じ補助金で小冊子を創られた

黒田麻衣子さん

のお三方をお招きして、

当時の想いや状況、条例に対する想い、条例が決まっていく経緯等を

インタビュー形式でお聞きし、感想をシェアした後、

実際の条例を見ながら、

前文、子どもの権利、大人が守る権利

の3テーマで掘り下げていきました。

 



お互いの意見を聞きながら、

学びあうのですが、

当事者である中学生も参加してくれましたので、

その意見は、刺激のあるものでした。

 





子どもも知り、自分を守り、

大人も知り、知らないうちに子どもの権利侵害をすることをなくし、

子どもを守ること

お互いが知ることがとても大切なんだと思います。

 

こんな素敵な条例なのに

ほとんどの方が知らないのは、危険なこと。

日進に勤務する学校の先生の多くもこの条例のことを

知らないと思います。

 

教育現場においては、特に重要で、

やはり、家庭、学校、地域が一体になって

この条例のことを守り合うことが

大切なように感じました。

 

より広く周知するために何ができるだろうか

 

これをテーマにおきながら、

La C Loの活動の中では、権利条例に則したものを

これからも取り入れていきたいと思います。

 

次回は、9月22日(日)です。

3回目のテーマは「自分の強みって何?」

です。

自己肯定感について考えます。

卒業生が登壇してくれる予定です。

「子どもの権利を守るために何ができますか?」