キャリアマインドUPクラス1月の
最後は、引き続き平成30年の「子供・若者白書」の特集記事の
読み解き。
働くことに関する不安と、キャリア教育の効果について。
働くことへの不安について
「十分な収入が得られるか」に、「とても不安」または「どちらかといえば不安」と回答した者が76.5%で最も多く、
次いで多かった項目は、「老後の年金はどうなるか」の75.4%、「きちんと仕事ができるか」の73.5%、
「仕事と家庭生活の両立はどうか」の72.2%、「勤務先での人間関係がうまくいくか」の71.4%であった。
平成23年度の調査時と比べて、「とても不安」または「どちらかといえば不安」と回答した者は、全ての項目において少なかった
(子供・若者白書より)
少なくなっているとはいえ、高いのは高いです。
まだ働いてもいないのに「老後」のことを不安視している人が多いことにも驚きでした。
との感想。
お金に対しての不安は、
実際の高校のキャリア教育の授業で学生にアンケートを採ったときも
同じだったとの話がありました。
キャリア教育・職業教育について
受講経験があると回答した者が、キャリア教育や職業教育を受けた結果、
役に立ったと考えている効果についてみると、
「働く事の大切さがわかった」が61.7%で最も多く、
次いで多かった項目は、「コミュニケーションスキルの重要性がわかった」の61.0%、
「自分の考え方が広がった」の58.0%、
「ビジネスマナー等がわかった」の51.3%、
「就職先を選ぶ参考になった」の50.4%であった。(子供・若者白書)
キャリア教育・職業教育を受けた学生限定でさえ、
働くことの大切さがわかったなどの割合が6割ほどとなると
これらの教育を受けていない人に取っては、
まったくわからないだろうなぁ
という話になりました。
早い頃から、バイトやボランティアなどの社会に触れるきっかけを
持っておくことは大切だと思います。
カルチャーショックを受けながらの
授業となりました。
やはり大人の在り方が問われます。
「ミライのために、社会のために、私達ができることは何ですか?」