レール | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

一生懸命
レールを敷く。

誰のため。

○○のため
と言いながら、

実は、
自分のために
敷いている。

でも、
そこにのる人は、
そのレールを
走りたくない。

当然だ。

互いは
違うから。

○○は、
自分のレールを
自分で敷いて
走りたいのだ。

勝手にレールを敷いておいて、
上手く走らなければ、
勝手にレールを取り上げて、
別のレールを敷いて
のせようとする。

仮にレールにのせて、
最初は上手く走らせたとしても、
そのレールは○○自身が
が敷いたものではないので、
途中で脱線することが出てくる。

ひょっとしたら、
自分でレールを敷く力を持っておらず、
立ちゆかなくなることもあるかもしれない。

そうすると、
私がレールを敷いているのよ。
なんで脱線するの?
と○○を責める
場合によっては、
他人を責める。

誰がそのレールを敷いたのかを
忘れてしまっている。

結局課題は変わらない。

そこに気づかなければいけない。
多くの場合、
その人自身に解決していない課題がある。

なぜそのレールを敷いているのか。
そこを解決する必要があるのではないか。

いかにレールを自分で引けるようにしていくか。
それを信じて見守ることが、
親や上司、先輩の役割であるような気がしてならない。

「レールを自分で敷く力を身につけていますか?」