今週のカンブリア宮殿は、
「日高屋」のハイデイ日高。
東京に出張に行ったときに
お店を見かけたことがあります。
夜通るとき、
お店はいつもいっぱいです。
気になるけど、入ったことはないんです。
お店のことなど見ていくうちに
ドンドン引き込まれました。
そして、会長の人生ストーリーを
聴いていてとても心が温まりました。
貧乏な家で育ち、
中学を卒業して様々な職を経験しながら、
あることがきっかけでラーメンと出会い、
5坪のお店からスタート。
今は、東証1部上場の企業まで成長した。
でも、会長はどこにいくのも電車。
車に乗るのが性に合わないと。
本社にお金はかけない。
本社はお金を生まないから。
それならお店にお金をかけるならいいけど。
高級外車や豪邸はいらない。
客や店員の金銭感覚を失いたくないと。
貧乏の家に育ったそのままで一生を終わりたい。と。
この台詞に、村上龍さんは思わず「えっ!」と聞き返す。
ほしいものもないし、お金の使い方がわからない。
そんなお金があったら、従業員に分けた方がいい。
一生懸命やっている人に少しでも分けてあげたい。
しみじみと語る会長に、
スタジオのあたたかい空気感が伝わってきました。
働く人のことを思う気持ち。
初心を忘れない。
大切にしたいですね。
「大切にしたい心は何ですか?」