時々思うことは、
主役は誰なんだろうということ。
Aさんが、Bさんが前に進めるようにと
あれこれやっていると言われることがありますが、
よくよく伺っていると、
その中にBさんのことは出てくることはなく、
Aさん自身が安心したいから
という部分しか出てこないといったことがあります。
つまり、主役が逆転しているわけです。
この場合、AさんとBさんの間には何かがあり、
たいていの場合、壁ができている。
だから、Aさんが言えば言うほど、壁が厚く、高くなる。
だから、Aさんが何を言っても、根本解決にはならない。
なぜ壁ができたのかを考えなければいけない。
実は、Aさんが自分で壁を作っているのに気づいておらず、
それをBさんのせいにしてしまっていることも
あるのではないでしょうか。
その場合は、Bさんは壁を壊すことはできない。
Aさんが自分で壁を壊す、
つまり、Aさんが変わらなければいけない。
ターニングポイントをむかえるタイミングで
この事象はよく発生します。
AさんがAさんの論理を力で押し切った場合、
Bさんは、Aさんに信じられていないので、認められていないので、
前に進むことはなく、後退してしまう。場合によっては、断絶することもある。
主役はだれか?
見失わないようにしたい。
「主役はだれですか?」