すでに知っている? | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

勉強のやり方がわからない
ということがよくあります。

高校の退学理由の中にも、
勉強のやり方がわからないから
というのもあるそうです。

でも、自分を振り返ってみると勉強のやり方を
誰かに特別に教えてもらったことはないように
思います。

では、どこで身につけたのでしょうか?

きっと義務教育の間に
少しずつ学校の先生に教えてもらっていたんだと思います。
読み・書き・計算の基本を通して。

そして、自分でいろいろ試行錯誤して
自分なりの学びのパターンを身につけて
いったんですね。

ここには「考える」が必要。

だれかに強制的に与えられたものをこなすことは、
受け身でしかない。

考えて、方法論を身につけていくことをせずにきてしまうと、
全てを与えられて過ごしてきた人は、それがなくなったときに
対応ができなくなってしまうのではないかと思うんです。

昨日も教育関係の方とそういった話で
盛り上がりました。

ベネッセの調査の中でも、
高校の先生が進路指導をする上で困っていることの筆頭が
基本的な学習習慣が身についていない
なんですね。しかも約9割の先生がこれを上げているんです。

小中学校の間に、学習だけではなく、様々な場面において、
考えて行動する力を身につけていくことがのぞまれます。

「主体的に動いていますか?」