勉強のやり方がわからない
ということがよくあります。
高校の退学理由の中にも、
勉強のやり方がわからないから
というのもあるそうです。
でも、自分を振り返ってみると勉強のやり方を
誰かに特別に教えてもらったことはないように
思います。
では、どこで身につけたのでしょうか?
きっと義務教育の間に
少しずつ学校の先生に教えてもらっていたんだと思います。
読み・書き・計算の基本を通して。
そして、自分でいろいろ試行錯誤して
自分なりの学びのパターンを身につけて
いったんですね。
ここには「考える」が必要。
だれかに強制的に与えられたものをこなすことは、
受け身でしかない。
考えて、方法論を身につけていくことをせずにきてしまうと、
全てを与えられて過ごしてきた人は、それがなくなったときに
対応ができなくなってしまうのではないかと思うんです。
昨日も教育関係の方とそういった話で
盛り上がりました。
ベネッセの調査の中でも、
高校の先生が進路指導をする上で困っていることの筆頭が
基本的な学習習慣が身についていない
なんですね。しかも約9割の先生がこれを上げているんです。
小中学校の間に、学習だけではなく、様々な場面において、
考えて行動する力を身につけていくことがのぞまれます。
「主体的に動いていますか?」