この時期に、中2生には、
受験の話をします。
まずは相手を知る。
愛知の入試は若干ややこしいので、
うっかりすると、受験校の選択を
誤ってしまいがちです。
知らないこともたくさんあったと思いますので、
気づきも多かったのではないでしょうか。
で、もっと大切なことは
受験をどう捕らえるかということ。
目先にとらわれて、周りに惑わされて
動くことほど危険なことはありません。
その場はしのげるかもしれませんが、
結局、その場でしかないのです。
逃げている。
結論を先送りしているに過ぎない。
先を見据える力、
どうありたいか、
どういうことが好きなのか、
自分ときちんと繋がることを
大切にしたい。
義務教育ではなくなる道に入るのであるから、
自分の道を自分で定めることをしないと
真の力は出てこない。
周りが決めることではないのだ。
先をしっかり見据え、
自分のビジョンを意識することで、
受験の意義が見えてくるはず。
ビジョンに気づくきっかけをつくるために、
周りの大人も、前に進んでいる姿を
在り方で示したい。
「夢を持て!」
「がんばれ!」
と言っている人が、夢もなく、がんばっていなければ
何も伝わらない。
先を見据えて、
今を生きていきたい。
「すでに備わっている自分に気づいていますか?」