深掘りをする | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

問題を解いていて、分からないことがでてくることがあったとき、どうしますか?

そのときに、何か過去にやったものを参考にすることもあります。
模範解答・解説を読むかもしれません。

大事なことは、表面上をなぞって、正解を書くのではなく、

問題文で分かっていることは何か
どこからその式が出てきたのか
どの部分から何が求まるのか

といったことを深掘りしていくことが大切です。

表面上をなぞってだけだと、数字を換えて、写しているに過ぎず、
学びではなく、作業でしかありません。

だから、答案が雑だったり、矛盾があったりするわけです。
見ればすぐにわかるので、細かく深掘りしていくと、
あやふやな返答だったり、答えに詰まったりしてしまいます。

そこをごまかさずに、どう落とし込んでいくか、
わからないのであれば、どこまでが分かって、どこからが分からないのかを
はっきりさせておく必要があります。

ここには、自分の強い気持ちが入ります。
あとは、表面上繕った先に何があるか、
逆に、深掘りした先に何があるか
を考えて見ることも大切です。

先に苦しむか、後で苦しむか。
目先の楽にとらわれない力をつけていきましょう。