いい話 | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

火曜日の中日新聞朝刊に、夜回り先生こと水谷修さんの連載があるのですが、
とってもいい話が出ていました。ご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、
昨日中2のクラスでこの話をしたら、子どもたちも共感してくれました。

どんな話かというと、

カナダのある学校で、日本でいう中学3年生の男子学生が
ピンクのポロシャツを着て登校したことを、からかわれ、いじめらました。

それを知った高校3年生の男子2人がその日の内に50枚のピンクのシャツ等を購入し、
メールや掲示板で友人知人等にそれを着て登校するよう呼びかけました。
翌朝、2人は50着を呼びかけた人に配って着てもらいましたが、
この日には呼びかけた以上の学生がピンクの服で登校、
学校がピンクに染まりいじめがなくなりました。

というお話し。

直接は「いじめ反対」といったアプローチをすることなく、
みんなでピンクのシャツをきるという、多くの人の意思表明といった形で
訴えることに感動しました。

調べると、それ以降、学校や職場にピンクを身につけて行く「ピンクシャツデー」
としてカナダ全土に定着、アメリカイギリスなど世界各国へ広まっているとのことです。

今、子どものいじめの話がよくでています。
日本でも広がってくるかもしれませんね。