中日新聞の日曜日の県内版のところに「ほろほろ通信」というコーナーがあります。
「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動」の代表である志賀内泰弘さんが書いていらっしゃるコラム。
読者が町や身の回りで見つけた「ちょっといい話」を投稿し、それが紹介されているんです。
悪い記事がたくさんのっている新聞の中で、すごくホッとさせられる部分で、毎週楽しみにしています。
その志賀内さんが、今年出した本「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?」。
実話をベースとした「おせっかい小説」と帯にはあります。
ヒロインのコンビニ副店長の前に現れた、67歳の女性アルバイト。
おせっかいな「コンビニの女神様」の存在で、スクラップ寸前だった売れないお店が
変わっていくストーリー。
おばちゃんのおせっかいが、お客の心に響く。
「おせっかいが6割」「親切が4割」
小説の中のエピソードの中に、仕事や人生に役立つキーワードがちりばめられています。
実話がベースにあるため、とてもしっくりくる。
読みながら、感動して思わず涙しそうになる場面もあり、一気に読み進めることができました。
いろんなビジネス書はありますが、小説の形で書かれていると、重要なキーワードがはいってきやすく感じます。