今日は、恒例になった春の遠足。
総合学習の一貫で、ただ遊ぶだけでなく、体験を通して学びもあるものにしたいと思っています。
で、今年は愛・地球博記念公園を選びました。
その中にある地球市民交流センター。ここでは団体向けに様々なテーマでイベントを組んでくださるということで、いろいろあるメニューから何を選ぼうか、子どもたちにも過去の経験を聞きながら決めたのが、
「フェアトレードを考える」
ワークショップを通して、フェアトレードとはどういうものかを知ってもらうものでした。写真を見て、その国の住人になりきってみる、カカオを例にとって、どこで生産されているか、どういう状況で働かされているかという実情を見ながら、寄付とは違う、一歩進んだ国際支援の1つであるということを学びました。
1つの事例で、学校に行かせてあげるということを口実に、親元を離れ、別の国で暮ら素子どもの話がありました、この子どもたち、実際には学校に通わせてもらえるのではなく、労働させるために、半ば奴隷のように使われている。でも、そのことをこの子どもたちの親は知らない。もしこの事実を親が知ったらどう思うかという問いに、子どもたちが感じたことを書いて張り出しました。
フェアトレードを知った後、インドの石を使って、ストラップをつくりました。なかなかいいものができましたよ。
その後、五平餅を味噌を自分たちでつけて焼いてから、お弁当と一緒にいただきました。
そして、1時間ほどの自由時間は、クイズラリーにチャレンジしたり、公園を散策したり、4つ葉のクローバーを探したり、みんな好きなことをして楽しんだようです。
僕は、子どもと一緒に公園を散策。花がとってもきれいに咲いていて、春を感じる場所がたくさんありました。歩いている途中で、モリゾーキッコロを発見。
園内は、こんなかわいい電車も走っていますよ。
子どもたちに、いっぱいいじられながら、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。
予定通り進行し、定時に戻ってきて、「家に帰るまでが遠足です!」という遠足あるあるの言葉をみんなに伝えて解散。保護者の方にお子様を引き渡し、車で帰ろうとすると、子どもたちがクローバーを探している姿を発見。
車から声をかけたら、とったクローバーを車の窓から放り込まれました(笑)車の中に小さな春が。