(文法)フィリピン滞在記291

外国語を学ぶ。

その上で文法はとても大切だ。

言葉の規則である文法。

重要であることは間違いない。

 

フィリピン人先生は文法を教える。

タガログ語で教える。

それが一番効率的だと思う。

 

ただ、弱点もある。

日本語が少ない。

日本語の音が少ない。

タガログ語の音ばかりだ。

(リズム感のある生徒たち)

初級レベルの言語はまず音だ。

音から入る。

音がしっかり体に入り込む。

そして、音と文法が結びつく。

 

文法に偏ると話せない。

考えながら話す。

瞬時の反応が会話だ。

それができないわけだ。

 

ベテランのフィリピン人先生。

彼は教え方が素晴らしい。

最も効率的に文法が入り込む。

多くの生徒の学力は上がる。

 

ところがこの先生と話があまりできない。

会話が通じないのだ。

文法規則は頭に入っている。

それでも会話が出来ない。

 

最初、不思議であった。

どうしてなのか。

文法だけでは話せない。

このことがよくわかった。

 

先生は発音があまりよくない。

日本語は音と密接にかかわる言語だ。

 

品詞の活用も音と結びつく。

だから文法を知らなくても話せる。

それだけ音は大切ということだ。

 

もちろん、日本語は母国語ではない。

そんな彼らには文法は必要だろう。

それでも音は大切だ。

 

若い生徒たちの感覚は鋭い。

音から入っていく。

うまく体に入り込めば上達は早い。

そのための方法を悪戦苦闘して求めている。