(気候)フィリピン滞在記249】

 

 

雨期は6月から11月まで。

夕方に大雨が降る。

激しい降り方をする。

 

雨期と言っても梅雨ではない。

短時間に一気に降る。

長く降り続かない。

 

降り方は半端ではない。

声が聞こえないほどの激しさだ。

南国のいわゆるスコールだ。

 

傘を持ち歩かない人が多い。

傘が役に立たないからだ。

風も強いので傘がすぐに壊れる。

 

インフラが不十分なフィリピン。

激しい雨で、雨水があふれかえる。

すぐに道路が川のようになってしまう。

(川のような道路)

歩道は穴も多く危険。

一度、穴に片足がはまった。

雨水もかなり汚い。

とにかく、危険で歩けない。

 

3月から5月は夏期。

今年は猛烈に暑かった。

体感気温が45度前後。

公立学校がオンライン授業になったほどだ。

 

部屋での空調はつけっぱなし。

そうしないと暑くて寝られない。

夜の気温は多少下がる。

昼は危険なレベルまで暑い。

 

教室の建物が異なる場所にある。

そのため毎日よく歩く。

そこで足裏をやられた。

 

足が蒸れてしまうのだ。

運動靴と靴下だと足が蒸れる。

日本と同じ感覚だと危ない。

 

フィリピン人はスリッパが多い。

裸足でスリッパだ。

そしてあまり歩かない。

これは生活の知恵でもある。

 

11月から3月までは過ごしやすい。

28度前後で乾燥している。

雨はほとんど降らない。

 

日本の9月下旬に近い。

そんなに暑くはない。

夕焼けがとても美しい季節でもある。

日本人にも歓迎される季節だと思う。

          (マニラ湾の夕焼け 2024/3)

気候は生活に多大な影響を与える。

甘くて油っこいものが大好き。

これも気候の影響が大きい。

 

明るい性格も気候の影響か。

とにかく楽天的。

深刻には考えない。

厳しい寒さがない影響は大きい。

 

風土が国民性を作り上げる。

気候といかに付き合っていくか。

地域の気候が変わりつつある現代。

人間の叡智が試されている。