(笑顔)フィリピン滞在記246】

 

 

笑顔に救われる。

 

日本語教師として働いて1年以上経った。

新しい環境での教師生活。

 

いろいろ大変なことも多い。

それでもなんとかやってきた。

日常生活も大変だ。

 

家の水道がいきなり止まる。

車優先社会で歩きにくい。

道路はいつも大渋滞。

 

4月、5月の暑さ。

体感は45°以上らしい。

さすがに暑すぎる。

公立学校は暑さでオンラインだ。

 

くつを履いていると足が蒸れる。

多くの人はスリッパと裸足。

これだけ暑いとそうなる。

 

生徒たちの様子。

生徒たちにはいろいろ助けられた。

とにかく明るい。

そして必死に勉強する。

 

笑顔の素敵な生徒ばかりだ。

大笑いする。

笑いで場が楽しくなる。

 

お互いに大きな信頼がある。

そのため、授業に集中できる。

教育環境として最高だ。

 

モールの店員さん。

すぐに、顔見知りになる。

笑顔で挨拶をする。

笑顔の倍返しだ。

 

基本、人が優しい。

穏やかであるが明るい。

相手のことを本気で心配する。

 

生徒と教師の関係。

本気で相手を心配する。

生徒は本気で勉強する。

 

本来の教育の現場であろう。

受け取るより与える感覚だ。

だから文句はない。

 

要求がないわけではない。

基本、彼らは優しい。

それで、要求する前に与える。

 

300人以上の生徒を教えた。

現在、彼らは日本で働いている。

日本をどう思うだろうか。

 

日本語は難しい。

それでも必死の勉強している。

発音の問題がある。

 

アクセントがおかしい。

なかなか直らない。

日本語が出来ないとわかる。

 

それでバカにする日本人がいる。

彼らは日本人ではない。

タガログ語、英語を話す。

 

日本人と言語能力は変わらない。

少なくとも低くはない。

理解能力も変わらない。

難しい日本語を意欲的に勉強している。

 

3年間、日本で200万円以上を貯める。

彼らの目標だ。

3年間は国に帰らない。

               (日本料理は人気が高い)

憧れの国は日本。

その日本で働ける。

 

家族への感謝。

先生方への感謝。

彼らの笑顔には感謝がこもっている。