【(暑さと暮らす)フィリピン滞在記220】
38年間は日本で高校数学教師でした。
数学教師が日本語教師としてフィリピンに渡り、早くも1年。
日本に行く技能実習生に日本語を教えています。
いろいろなことがあり驚きの毎日です。
もの凄く可能性の多いフィリピンですが問題もあります。
日本から近いようで遠いフィリピンの滞在記です。
今年のフィリピンは暑い。
エルニーニョ現象が原因らしい。
朝から高温状態。
体力が持たない。
マニラの公立学校。
暑さのためオンライン。
新聞に大きく報道されていた。
40℃を超えると危険だ。
外はサウナ状態。
昼は外にいる人は少ない。
暑さに強いフィリピン人もきついらしい。
これだけ暑いと歩けない。
ほとんどの人はトライスクルに乗る。
結果、運動しない生活だ。
食品も心配だ。
どうしても油っぽいモノが多くなる。
甘い物も多い。
食欲もなくなりがちだ。
フィリピン人の8割は太っている。
特にお腹が出ている。
食と運動のバランスが悪い。
若い人や子どもも太っている。
(甘いお菓子が多い)
中高年以降、病気のリスクが高まる。
高齢者の少ない理由かもしれない。
ここに住んで分かったこと。
彼らは病院に行かない。
お金がかかるからだ。
保険制度がないに等しい。
どうするのか。
薬で済ます。
病気の原因が分からず薬を飲む。
病院に行く場合もある。
歯医者だ。
薬では治らない。
歯医者も相当高額らしい。
生徒たちも歯医者に行く。
治療は簡単に済ます。
どうするか。
すぐ抜いてしまう。
何回も歯医者に行かなくても良い。
万事、こんな感じだ。
健康リスクの高い生活だ。
彼らは睡眠時間も短い。
昼間、暑いので朝が早い。
6時間ぐらいの生徒が多い。
これも太る要因かもしれない。
これだけ暑い。
だからこそ、食と健康は考えたい。
今は、科学とテクノロジーがある。
暑さに対処する生活が求められる。