【(もの凄く暑い)フィリピン滞在記207】

38年間は日本で高校数学教師でした。何でもない数学教師が日本語教師としてフィリピンに渡り、早くも1年。日本に行く技能実習生に日本語を教えています。いろいろなことがあり驚きの毎日です。もの凄く可能性の多いフィリピンには問題もあります。遠いようで近いフィリピンでの滞在記です。

 

4月から猛烈に暑い。

昼間、外を歩くことは危険だ。

35℃前後で日差しが強い。

 

昨年は、この時期にフィリピンに来た。

当たり前の気候と思っていた。

今年は1年過ぎたフィリピンだ。

 

1月、2月は27℃前後の日もある。

特に、夕方は涼しいぐらいに感じた。

こんな涼しい日もあるんだと。

 

ところが、4月に入り急に暑くなる。

「こんなに暑かったっけ」

暑さが体に応える。

暑くて歩けない。

 

近くに行く場合もトライスクルに乗る人が多い。

歩いているのは日本人とインド人。

フィリピン人はほとんど歩かない。

歩かないというより歩けない。

 

昨年、5月にアパートのエアコンが壊れた。

熱中症の危険があった。

命に関わることであった。

しかし、すぐに直してもらえない。

 

学校には専属の大工はいる。

しかし、少人数で多くの物件を抱えている。

動けないのだ。

 

                 マニラ近郊(ラスピーナス)

 

今なら状況が分かる。

どうするか。

自己防衛するしかない。

お金や友人があると心強い。

助け合うしかない社会なのだ。

 

フィリピンは日本と対応が異なる。

物事の進め方が日本と違う。

すぐに動ける体制ではない。

全体がそのような動きなのだ。

 

この前、アパートの冷蔵庫が壊れた。

今回は私が原因だ。

霜取りに失敗した。

 

すぐに連絡した。

今回もすぐには直らない。

実際、冷蔵庫を運び出すだけで4日かかった。

 

直るのは一ヶ月ぐらいだろうか。

それくらいで考えた方が良い。

それでミニ冷凍庫を買う。

生活するためにはそれしかない。

 

一人暮らしだと協力しにくい。

この国は助け合いで成り立っている。

 

先日、学校の若い日本人職員が仕事をやめた。

「フィリピンは食と医療がまずいですね」

医療技術が低いわけではない。

 

日本のように保険制度が完備されていない。

病気になったら大変だ。

高いお金が必要となる。

そのため、薬ですます人が多い。

 

食はどうだろうか。

現地の食材は安い。

しかし、暑さのためか、油っぽい料理が多い。

油の質が心配だ。

 

さらに、お米をたくさん食べる。

お米は安くてお腹がふくれる。

毎日大量のお米を食べている。

 

さらに甘い物が大好きだ。

コーヒーには大量の砂糖を入れる。

ケーキはものすごく甘い。

 

食は暑さの影響を受けている。

運動はどうか。

もちろん、暑くて出来ない。

汗だくになり運動どころではない。

 

4月、5月は猛烈に暑い。

フィリピンの小学校にはエアコンがない。

今月からリモートになると新聞に載っていた。

コロナの結果、リモートが可能になったらしい。

 

暑い国の生活はいろいろ大変だ。

健康に過ごすためには工夫がいる。

特に暑さに関わる問題は細心の注意が必要だ。