【(語学力))フィリピン滞在記188】

同僚のY先生との金曜会。

金曜日の夜は食事に行く。

一週間のお疲れ様会だ。

 

話題はどこまで言語力をつけるか。

目標によって変わる。

どのような生徒を育てたいのか。

 

技能実習生の場合。

L5の試験に受かれば良い。

そうすれば日本に行ける。

 

試験に受かれば良い。

後は現場で語学力を鍛える。

Y先生の考えだ。

 

今までの語学学習かもしれない。

現場では時間がかかる。

かなりの努力もいる。

 

Y先生が言う。

これからは自動翻訳機の時代。

そんなに語学力はいらない。

試験に受かれば十分だ。

 

私の考えは少し異なる。

試験にはもちろん受かる。

でも語学力はいる。

問題はどのような語学力かだ。

 

音を中心とした学習。

少ない語彙であっても音を身体に落とす。

音から文が作られる。

 

音を体に落とし込む。

それが語学力の基礎。

そこがあれば確実に伸びる。

 

会話の機会があれば伸びる。

子どもは親から音を最初に学ぶ。

音の基礎がつく。

それがネィティブかもしれない。

私は語学力の基礎だと考える。

 

この基礎がたたき込まれる。

そうすれば後は会話。

会話の経験で語学力がさらに伸びる。

 

この音の部分の基礎。

いかに作り上がるか。

AIアプリの力が借りられないか。

今の研究課題だ。

 

基礎を固めた上での会話練習。

会話も生成アプリを利用する。

アプリは本物の会話に近づいている。

 

会話本人の力を把握した会話。

力に応じた会話。

これが実現できれば素晴らしい。

          (日本語を学ぶ実習生)

 

自動翻訳の時代。

語学の壁がなくなると言われている。

だからこそ思う。

本物の語学力をつける。

 

感情などの入った会話。

これは人と人としかできない。

楽しんで語学を学ぶ時代が近づいている。