【(燃える闘魂))フィリピン滞在記173】

燃える闘魂。

2年前に「燃える闘魂」で有名な方が亡くなった。

お二人だ。

 

一人はプロレスラー「アントニオ猪木」

もう一人は京セラ創業者「稲盛和夫」

お二人とも卓越した技術を持つ。

さらに炎のような魂を持つ。

 

アントニオ猪木。

希有なプロレスラーだ。

もともと天性の体の柔らかさを持つ。

 

その柔らかさを活かした多彩な技が持ち味だ。

 

プロレスは世間から評価されていなかった。

彼はそれに対して燃えた。

プロレスの素晴らしさを伝える。

世間の偏見を変えたい。

燃える闘魂の原形が固まる。

 

彼は技術と精神のバランスが素晴らしい。

精神力が並ではない。

炎のように輝いている。

まさしく「燃える闘魂」。

 

現代のプロレスラーたち。

技が多彩だ。

猪木の時代より華麗な技や動きだ。

 

それでも何かが足りない。

惹き付ける何かが足りない。

技術は十分なのに。

 

「燃える闘魂」はどうか。

猪木は観客を惹き付ける。

「燃える闘魂」が多くの魂を惹き付ける。

圧倒的に惹き付ける。

 

猪木の目の輝き。

息遣い。

全身から魂の輝きが放たれる。

会場全体がともに闘いに向かう。

 

技術に魂が入る。

燃えさかる魂だ。

人は魂が入ると大きな力が出る。

周りに影響を与える。

 

現代のトップレスラーのオカダカズチカ。

「何かが違う」

彼も感じていた。

技は今のレスラーの方が多彩なのに。

 

なぜこの話か。

何事も技術だけではない。

もちろん、技術がないとお話にならない。

その上でのお話だ。

それは魂が必要ということ。

(会話が楽しい)

言語学習における会話。

技術だけではない。

もちろん会話技術はいる。

その上で思いや感情などの魂が入る。

音に魂がこもる。

美しい発音、会話となる。

 

魂の入った会話。

魂は感情と言ってもよい。

そこで適切な表現がなされる。

表現は無数にある。

だからこそ魂が入った表現がいる。

 

技術だけなら機械で補える。

魂があって人を惹き付ける。

だからこそ魂がいる。

 

昔の人は言った。

「仏作って魂入れず」

仏師の戒めとされた言葉。

魂が入って仏が完成する。

人も物も技術も皆、同じだと思う。