【(オンライン授業)フィリピン滞在記147】

「今日はオンラインにします」

同僚の先生だ。

オンライン授業は語学教育でどうだろうか。

 

オンラインといってもいろいろだ。

先生一人に対して生徒は集団か。

この集団も生徒が学校に集まっている場合。

生徒が家にバラバラでいる場合がある。

 

生徒が学校に集まっている場合。

対面授業とほぼ同じことができる。

画面が見にくい、音が聞こえにくいなど難点もある。

ただ、集団作業はやりやすいであろう。

 

生徒が家にいる場合。

生徒の環境は大きく変わる。

少人数なら対面と変わらない授業ができる。

集団作業もやりやすい。

きめ細かい状況チェックが可能だ。

 

オンラインの理想は1対1。

ただし、集団作業はできない。

きめ細かく語学力をチェックできる。

いろいろな情報も共有できる。

 

1対1で会話能力が磨かれるのか。

これはできる。

生徒の出した会話に対して先生が答える。

この答え方がとても重要だ。

 

答えに対して返答する。

音のチェック。

文法のチェック。

言い回しのチェックが入る。

 

個人の進捗状況のチェックもある。

順調に伸びている。

伸びが遅い。

いろいろな情報が正確に分かる。

(クリスマスの飾りに興味があるニャンコ)

 

個人最適の教育と言われる。

オンラインでは1対1が理想であろう。

それでもいろいろな制約から集団教育となる。

人数が増えればいろいろな問題が生まれる。

 

集団教育であっても個人教育に近づくことはできる。

個別対応の多くの部分はテクノロジーに任せる

最終的なチェックは先生が行う。

全体のチェックも先生だ。

 

生徒の負担も減るであろう。

会話の練習では生徒たちは緊張している。

個別なら変わる。

さらに機械相手なら心配がない。

人でないので良い部分もあるのだ。

 

ただ、先生の教育力の影響は大きい。

集団の場合は集団を扱う教育力がいる。

個別の場合は先生の学力のみでよい。

 

これからは先生の役割をテクノロジーが補う。

テクノロジーがどれだけ学力をつけるかだ。

 

テクノロジーを使う個別教育。

これは個別最適教育だ。

予想のできない効果が出る場合がある。

AIなどのテクノロジーで人の力を伸ばす。

私が目指す教育だ。