【数列】(和の計算 階差①)

こんにちは。列分野の和についての解説をしていきます。

教科書の内容を基本から押さえます。

登場人物

2年A組担任数学教師ヨッシー、クラスの室長あつし

数学好きの森、数学嫌いの華子、お調子者の内田、

しっかり者の橋本、クラスのマドンナ麗子

 

ヨッシー先生「今回は数列の和の問題で階差の方法について考えます」

内田「階差って何ですか」

橋本「内田、階差を知らないのか」

ヨッシー先生「まあ、まあ。具体的な問題で考えていきましょう」

森「(1)番ですね。分数形の和は部分分数分解です」

内田「具体的に教えてください」

森「次の例を見てください」

森「①式が部分数分解です」

橋本「分母の積が分解されるイメージです。これが階差の形です」

内田「なるほど。この式変形が部分分数分解か」

森「この変形を(1)で使うわけですね」

橋本「分母の積の差を取って変形してみましょう」

内田「公式を覚えると言うより計算して公式を作るわけですね」

 

 

森「②式から階差の公式が出せるわけです」

内田「鮮やかに階差の式に変形できるわけだ」

橋本「分母の積の数が増えても同じですね。先が見通せるわけですね」

ヨッシー先生「具体から一般へ。具体的な計算が一般の根拠になるのです。

数学の進む道ですね」

 

ヨッシー先生「もう1題解いてみましょう」

森「階差の式を作ることが目標です」

橋本「3つの積なので4つの積の差(階差の式)から3つの積を作ります」

 

 

森「階差の式が式です。これから和が求まります」

 

 

内田「これも鮮やかに求まりますね」

橋本「このような積の拡張版も作れそうですね」

森「仕組みが分かれば拡張も容易になりますね」

ヨッシー先生「拡張した問題を挙げておきます。挑戦してください」

今回はここまでです。次回も数列の和を扱います。

お楽しみに。