敦煌への脳内妄想旅行で。
PCの前に座り、
画像を検索しまくり
ウットリ眺めておりますと、


とかく目につくのは
「飛天」。


天の羽衣のお話の挿絵などで
見かけた絵。


有名無名問わず、お寺に詣で
ふと目を落とせば。
目を上げれば。


皆様も


知らず知らずのうちに
目にされているのでは。




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Source: 浣紗人




虹色のリボンが風を受けてなびき、
極彩色(または元極彩色)の
きらびやかなコスチューム&ジュエリー。


たぶん女性なんだけど
男性ともとれなくはない。



自由に空を飛んでいる、いいな~。



大天使とかキューピットにも
羽根はあるし、空は飛べるけど。





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See page for author [Public domain], via Wikimedia Commons



あちらは白一色だったり裸だったりだし
荘厳さはありますが


南アジア(インドとか)
~西域(敦煌莫高窟とか)
~東南アジア(ミャンマーとか)
~東アジア(中国・韓国・日本とか)にかけて


その昔、宙を舞い、
飛び交った天人・天女の


その飛翔のポージングの多種多様さ、
華麗さ・きらびやかさは
ひときわ目に鮮やかすぎて…。





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By BENRIDO [Public domain], via Wikimedia Commons



もともとは
インドの迦陵頻伽(かりょうびんが)と呼ばれる
上半身=人、下半身=鳥(羽根付き)の
想像上の生き物がその起源。


しかし、こちらは、
画像検索かけてもあまり燃えません(笑)


極楽浄土に住み、鳴き声の美しさは格別で
一たび鳴けば、その音色!?は
そこらじゅうに響き渡るのだそうですが、


…可愛くないのです(また笑)
(あえて妖怪っぽいとは言いますまい^^;)



そして時代が下がり、迦陵頻伽は
徐々に姿かたちを変え、
羽根がなくても飛べるようになります。


「飛天」とその名を変え
東へ東へと伝えられていきます。





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中国・楡林窟 Source: en.wikipedia.org



「飛天」は
人々を救い導くお方を
とりまくエキストラ&スタッフ。


しかも容姿端麗すぎる~。


仏さまが光り輝くオーラとともに
彼方からそのお姿を現すとき、


飛天もともにやってきます。





Jogu Jinsha Bell

By Imperial Japanese Commission

to the Panama-Pacific International Exposition

[Public domain], via Wikimedia Commons





おびただしい数で。


ある者は楽器を携え音楽を奏でます。


ある者は花を抱えて飛び来たり


花をふりまきながら風を切っていく。


そして花ばなの良い香りが


あたり一面に漂うのです。





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Source: commons.wikimedia.org Léon Bakst



だんだんと空が明るくなる。


シャンシャンシャン…
雅な音がどこからともなく
聞こえてきて、


徐々に大きくなる。



回りは明るさをさらにまし、
ふくいくたる香りとともに
風が流れ、


無数の花が舞う。。。






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Source: Tzong-Lin Tsai





…なんか瞑想療法みたいですが☆彡



しかしこのイメージトレーニング、
めるめる、酔いしれてます~、、、
いつもいつも。。。。






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Source: 及良 及影



今なら、テレビで。映画で。
You Tubeで。ゲームの画面で。


疑似体験できるけど、



はるか昔、
人々は想像をめぐらせ続けた。



来世の幸せを伝え続けた。





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By Kiyohara Yukinobu, Japanese, 1643 - 1682

[Public domain], via Wikimedia Commons






それほどまでに、


生きることは、


大変だったんだろうな。。。




Suien_of_Yakushiji-Toto
By PlusMinus (Photo by PlusMInus)

[GFDL or CC-BY-SA-3.0 ], via Wikimedia Commons