9月19日から12月23日まで

東京・永青文庫で開催されていた

「春画展」

大盛況のうちに終了したみたいですね!


来場者20万人超え!

押すな押すなの大混雑だった模様♪


元総理大臣で、永青文庫理事長、細川護煕さまの

政治家としての力量は、めるめる、わかりませんが


どの会場でも断られ続けたこの展覧会、

世界に遅れること幾星霜、

ついに開催にこぎつけた。


文化人としては超一流。

謹んでひれ伏さずにはいられません。




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(ミラノの春画展にて)
Source: Bruno Cordioli




こういうのはアメブロさんよろしいのかしら、

とびくびくしていましたが

他のブロガーさんたちも取り上げてたし。


遅れて来た分、熱く語っちゃいますよ~ヽ(^O^)/



美術館の荘厳な雰囲気の中、

ガラス越しに浮世絵鑑賞なんかしちゃってますが


ルーベンスや印象派の絵なんかと、

そもそも浮世絵は成り立ちが違う。



ラーメン屋さんに行くと、

漫画とか新聞とか置いてありますね。


時間つぶしに眺める…。


あれと同じ。

浮世絵は本来、場末の、市井の

庶民の慰みものです。


町の絵師なんです。


上流階級の御用絵師じゃないんです。



世界的に浮世絵が認められるきっかけは

こちらも世界が認める日本の磁器を輸出し、


緩衝材としてくしゃくしゃに丸められていた浮世絵を見て

ヨーロッパはその斬新さに驚愕!


日本人はアートな紙を

弁当包みにしたり焚き付けに使っちゃうのだと

また驚かれた。


ジャポニズムが世界を揺るがしたのです。


ゴッホだって、モネだって、目を剥いたんですから!



そして庶民のニーズに応えるべく、

当然春画は書かれる。

おびただしい数が。


平成の世、レンタルDVD店のドル箱は

お子様向けとAVです。

(情報源:「こち亀」)


いつの世も、大衆の求めるものは

変わりない。



今までの浮世絵の画集なんかに

このジャンルが欠落しているのは


大大大出版社や編集に携わるセンセイ方や

お国のメンツにかかわるからです。


自分たちの仕事に春画を入れたら、

きまりが悪いから外しただけです。



「贅沢禁止令」とかで

あまり派手な絵は売っちゃイカンなんて

お達しも出るのです。


春画だって、

あんまり大っぴらに売るのは、

よろしくない。


昔も今も、

作っちゃいけないと言われても

売れるんですから、

(食欲性欲睡眠欲は人間の三大欲)

モグリで作る。


どの浮世絵師だって、

正確なバイオグラフィーを丁寧に見て行けば

画歴のかなりの部分を春画が占めるのは間違いありません。



となると。



見るに耐えない絵があるのは当然として


その一方、


禁止令などものともずに

贅をつくした絢爛たる

技巧の限りを尽くした絵が産みだされ

今に伝えられているのですよ。



…、あっという間にここまで書いてしまった。


続きは、明日。





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歌川派 艶本より 年代不詳

(度胸がなくてこんなおとなしい絵しか載せられない^^;;)