本日のお題は、「薩摩焼」。
焼き物は、普通に伊万里とか鍋島とか
板谷波山とか備前とか伊賀が好き。
( 過去記事 世界の青の陶磁器特集はこちらをどうぞ! )
なぜに薩摩焼を取り上げるのか、
と申しますと。
画像検索かけると
日本の焼き物なのに、
海外の方が画像が断然多い。
綺麗めの焼き物で勿論好みのタイプだし。
面白~い。と
やる気がわいてきましたぁ☆彡
有田だって伊万里だって京焼だって。
そりゃあ、海の向こうに
大作が飾られているのを見るのは悔しいが
国内にも名品はある。
薩摩焼はですね。
「薩摩焼」で画像検索しても
ヒットするのは今出来のもの。
そして湯呑とか急須とか、
(ホントは薩摩焼では薩摩焼酎をお燗する
急須を平べったくしたかんじの食器を「じょか」と呼びます)
今私たちが食卓で使える大きさフォルムのものが多い。
しかし、「Satsuma ware」で検索すると
様子は一変。ヒット数が格段に増えるのに加え、
どう見てもアンティーク。
そしてめるめるは自分の目利きに自信がないため
「美術館蔵」「博物館蔵」にこだわってるトコ、
あるのですが、
薩摩焼には、これが、案外と少なく、
世界各国のアンティークショップや
オークションサイトの画像がより多くヒットします。
つまり
超ハイクラスの方の持ち物というよりは
もう少し下、
そしてオリエンタルエキゾチシズムビューティを
楽しみたい方々の好みにマッチしている。
海外サイトの薩摩焼検索結果で
目を奪われるのは白・赤・金。
赤絵といえば九谷焼なんか
思い浮かべますが、
薩摩焼のそれはより華やかで鮮やかに
目に映ります。
そして白が、純白というよりは乳白色。
そして限りなく部分アップしていくと
細かく貫入のひび割れが入っており
有田・伊万里・鍋島にない
柔らかく優美な印象を与える。
エコール・ド・パリの時代、
藤田嗣治は浮世絵の画法で
フランス女性の乳白色の肌を
油絵具で描き、
芸術の都パリで一世を風靡した。
同じですね^^
そしてあるいは
この言い方は失礼かもしれませんが
薩摩は日本の中心から離れた場所。はじっこ。
そして琉球貿易・中国(当時は清)貿易を手がけており
異文化のダイナミズムに触れていた。
ことから、
日本の陶磁器としては
見た目一瞬異様な印象を受ける。
…非邦人受けしそう感満載☆彡
もともと、薩摩焼は
薩摩藩が朝鮮の陶工を拉致して連れ帰り、
陶磁器を作らせたのがはじまりです。
(司馬遼太郎先生「故郷忘じがたく候」は
コチラを題材に書かれている)
異国情緒はあって当然。
今回画像持ってきたのは白薩摩といいまして
地肌が白いものばかり。
お殿様御用達または輸出されて外貨を稼ぐ。
もう一つ「黒薩摩」もあります。
こちらは材料の土が違うことから地肌が黒い。
庶民が普段使いに使った器です。
この画像は、今出来です。









