本日のお題は、「薩摩焼」。


焼き物は、普通に伊万里とか鍋島とか

板谷波山とか備前とか伊賀が好き。


( 過去記事 世界の青の陶磁器特集はこちらをどうぞ!  )


なぜに薩摩焼を取り上げるのか、

と申しますと。


画像検索かけると

日本の焼き物なのに、

海外の方が画像が断然多い。


綺麗めの焼き物で勿論好みのタイプだし。


面白~い。と

やる気がわいてきましたぁ☆彡




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Gorgeous. Source: www.fareastasianart.com


 

有田だって伊万里だって京焼だって。


そりゃあ、海の向こうに

大作が飾られているのを見るのは悔しいが

国内にも名品はある。




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By Dorieo (Own work) [CC BY-SA 3.0 ], via Wikimedia Commons Source: Vern Rowe



薩摩焼はですね。

「薩摩焼」で画像検索しても

ヒットするのは今出来のもの。

そして湯呑とか急須とか、

(ホントは薩摩焼では薩摩焼酎をお燗する

 急須を平べったくしたかんじの食器を「じょか」と呼びます)

今私たちが食卓で使える大きさフォルムのものが多い。


しかし、「Satsuma ware」で検索すると

様子は一変。ヒット数が格段に増えるのに加え、


どう見てもアンティーク。





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By Dorieo (Own work) [CC BY-SA 3.0 ], via Wikimedia Commons



そしてめるめるは自分の目利きに自信がないため

「美術館蔵」「博物館蔵」にこだわってるトコ、

あるのですが、


薩摩焼には、これが、案外と少なく、

世界各国のアンティークショップや

オークションサイトの画像がより多くヒットします。





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Source: Sally Galwey



つまり

超ハイクラスの方の持ち物というよりは

もう少し下、


そしてオリエンタルエキゾチシズムビューティを

楽しみたい方々の好みにマッチしている。




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海外サイトの薩摩焼検索結果で

目を奪われるのは白・赤・金。


赤絵といえば九谷焼なんか

思い浮かべますが、

薩摩焼のそれはより華やかで鮮やかに

目に映ります。


そして白が、純白というよりは乳白色。





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そして限りなく部分アップしていくと

細かく貫入のひび割れが入っており


有田・伊万里・鍋島にない

柔らかく優美な印象を与える。


エコール・ド・パリの時代、

藤田嗣治は浮世絵の画法で

フランス女性の乳白色の肌を

油絵具で描き、

芸術の都パリで一世を風靡した。


同じですね^^




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そしてあるいは

この言い方は失礼かもしれませんが

薩摩は日本の中心から離れた場所。はじっこ。


そして琉球貿易・中国(当時は清)貿易を手がけており

異文化のダイナミズムに触れていた。


ことから、

日本の陶磁器としては

見た目一瞬異様な印象を受ける。


…非邦人受けしそう感満載☆彡





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もともと、薩摩焼は

薩摩藩が朝鮮の陶工を拉致して連れ帰り、

陶磁器を作らせたのがはじまりです。


(司馬遼太郎先生「故郷忘じがたく候」は

 コチラを題材に書かれている)


異国情緒はあって当然。


今回画像持ってきたのは白薩摩といいまして

地肌が白いものばかり。

お殿様御用達または輸出されて外貨を稼ぐ。



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Source: brunhild110





もう一つ「黒薩摩」もあります。

こちらは材料の土が違うことから地肌が黒い。

庶民が普段使いに使った器です。





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By fitm (fitm) [GFDL or CC BY-SA 3.0 ], via Wikimedia Commons


この画像は、今出来です。