「竹取物語」。平安初期に成立し、

作者不詳。


源氏物語の金襴輝く絵画  は


そっちこっちから探して来て記事にしました。


今日は竹取物語で。



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「富嶽集 竹取物語」より かぐや姫 大判錦絵 豊原周延
Source: Paul K


とは言え、トップに持ってきたこの絵も、

物語の1シーンを現しているのか


軽く疑問が湧き上がったってきたりして♪



ひかり輝くお姫様のお話なのですから

王道は




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「竹取物語」 17C終わりごろ Source: MET



こんなかんじとか

(米 メトロポリタン美術館蔵)





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「竹取物語」より 5人の求婚者 江戸時代
Source: Peter Roan



こんなかんじ。

(画像は Mr.roan撮影ですが

  米 メトロポリタン美術館蔵)



…は2枚しか見つけられなかった。


それに時代も新しい。


古い絵って、案外見つからないんだなあ、

が実感でした。


お話としては

「源氏物語」が人間模様で

あくまで人間の内面を掘り下げていくのに対し、


「竹取物語」

お姫さまが竹の中から光とともに降誕したり、

かぐや姫の求婚者が

無理難題を吹っ掛けられて

東に行ったり西に行ったり

悪戦苦闘したり、


エンディングは

月からの大陣営のお迎えがやってきて


宇宙のかなたに飛び去って行く、

との見せ場満点、


部屋のなかでお話だけしている絵より

よほど盛り上がりそうな気がするのですが~。




浮世絵の

「竹取物語」、けっこうありました。




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「かぐや姫」 鈴木春信, via Wikimedia Commons



春信といえば、


ロリータのはしり。


どの絵もどの絵も

少女がまどろんでいるような

抒情性がウリだとばかり思っていたのに。


タッチがはっきりしていて、

浮世絵のわりには

人の表情がくっきり書き込まれていて


5人の貴公子の

それぞれの狼狽のさまが

わかりやすくてオモシロイ♪



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「東海道53対」より 原 歌川広重

Source: www.britishmuseum.org



(英 大英博物館蔵)


竹取物語を一連の絵にしているのではなく、


東海道五十三次の

おのおのの宿場町を題材にした

続きものの絵だから、


こんなかんじになります。


「竹取物語」の舞台は


現在の富士市から原のあたりとされているから

絵の題名が「原」なのです。





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団扇絵 古代物語図会 竹取物語 歌川広重 19c
Source: mfa



(米 ボストン美術館蔵)

かぐや姫、

なんかしどけないのですが(笑)


帝が遠くに見えます。


上の絵と同じ浮世絵師なので、

かぐや姫、似ている♪




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「月百姿」より 月宮迎 竹とり 月岡芳年
Tsukioka Yoshitoshi [Public domain], via Wikimedia Commons


月岡芳年は

検索でよく引っかかるため、

たびたび持ってきています。


「月百姿」は文字通り、

月を題材にした100枚ものの連作。


見ても見ても飽きないのです。

かぐや姫は当然として


孫悟空が月をバックに

ポーズ取ったり、


麿眉の美少年、

牛若丸が赤も鮮やかな衣装を着て

京は五条橋を飛翔する絵なども

良いですね^^


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「The Japanese fairy book」(巌谷小波)より 竹取物語 藤山覚三
Kakuzō Fujiyama [Public domain], via Wikimedia Commons



巌谷小波は明治から大正時代の児童文学者で、

「桃太郎」も「花咲爺」も「舌切雀」も

巌谷小波のリライトが今の源流です。


著書「日本お伽噺」中の、

「竹取物語」挿絵です。



最後の2枚は

近代日本画から。




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「香具耶姫昇天(かぐやひめしょうてん) 竹取物語」 吉川霊華 1920

Source: Alix Mordant Genealogy art


( 個人蔵)


綺麗です~。



最後の1枚は横長の絵で、

めるめるブログデザインでは

はなはだ迫力に欠けるため、


部分アップで。



小林古径「竹取物語」

「竹取物語 昇天図」小林古径 1917

(横浜美術館 蔵)



天上から神々の奏でる音楽が、

聞こえてくるような。