ブログネタ「ストックしていないと不安なもの」
でいこうかと
構想練ってたのですが、
例によって話題がそれ、
このままだと もの言いだわ。
と急遽はずしたりして。
皆さま、お母さんが買った雑誌、
便乗してお読みになりましたでしょ?
めるめる母も
「主婦の友」「ミセス」「婦人画報」
買ってましたよ~。
しかし繰り返し
折に触れて思い出されるのは
戦中戦後にひときわ輝く
ジャーナリストであり、
デザイナーである
花森安治氏率いる、
「暮らしの手帖」。
今のイケハヤさんみたいな感じですかね^^
反骨精神旺盛で。
キャラ立ちのハッキリしてるとこ。
ストック云々で思い出したのは
「買いおきのすすめ」との文章です。
身の回りのもの
一通り、
なくなったから買いに行くのではなく
ひとつ使ったら
新しいものをおろし、
補充しておくことで
心の余裕のある生活を
しようではないか、
との趣旨だったような。
何しろこの雑誌は、
広告がない。
読者に買ってもらわなければ
成り立たない。
どこからも束縛も受けたくないとの立場で、
商品テストなんかは
例えばトースターなんかだと
何万枚もパンを焼く。
結果、性能が劣るとなると
たとえ有名メーカーであろうと
歯に衣着せず
一刀両断。
外国の大使館の奥様の
ファッション記事なんかありましてね~。
モデルさんが
売るためにポーズをとる服ではなく、
奥様が日常に
お目になるものを
見せていただけるのです。
「吉兆味ばなし」
なんてものありまして。
超高級料亭の料理人が
「おばんざい、でっか」
ご家庭の夕ご飯、大事なことですな、
やらせてもらいます、
と季節の折々の料理を語ります。
暮らしの手帖の料理記事の
わかりやすさはピカイチ。
新卒の、
料理などからきしの
男の子に
原稿を渡し、料理を作らせ、
かゆいところに手が届く
料理記事を作り上げた。
めるめるは、
働く女性にずっと憧れていたのです。
花森さんの、
メッセージを、
覚えています。
「あなたの目の前には
つるつるの、どうやっても開かない扉がある。
ずっと前から、
あなたの先輩たちは
力をふり絞り、
爪をはがしながら
扉を開こうと努力してきた。
扉は、まだ開かない。
あなたは、どうするのか。」
「早春と青春」も好きです。
まだ風は肌をさし、
道からは冷気がひしひしと立ち上る、
あきらかに冬なのに、
空気のどこかに、よくよく気をつけると、
ほんのかすかな、甘い気配がふっとかすめるような、
春は、待つこころにときめきがある。
青春は 、待たずにいきなりやってきて胸をしめつけ、
わびしく、苦しく、さわがしく、
気がつけば、もう一気に過ぎ去っていて、
遠ざかる年月の長さだけ、悔いと羨みを残していく。
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