本日のお題は「アイボリー。」
象牙です。
とはいえ、白っぽい画像を
持ってきたため、
実は白金、なんてものあるかもしれません。
「たぶん、だいたい象牙」ということで見ていただければと。
オランダはアムステルダム国立美術館蔵。
15世紀に作られた箱。
ジョイント・持ち手、装飾に使われている銀とあいまって、
現在にも通用する、
すっきりしたデザイン。
このタイプは、検索かけると
けっこうヒットします。
しかし何分600年前なのです。
細工は細かく、さぞ大事に作られたのだろう、
と眺めるのですが、
経年には勝てず…、
煮しめたかんじの色合いになっちゃってるのが
大半なのですが、
こちらは超状態がよろしくて。
…、こちらがアイボリーではなく、金細工。
でも折角集めたんだもん♪
いいんだも~ん。。。。。
アフガニスタンは美の国。
…なのに日ごろ目にし耳にするのは
真逆のニュースばっかり。
カブールのアフガニスタン国立博物館の
コレクションは
中央アジア屈指であったのに、
1996年,タリバン占領の前後、
お宝の80パーセントは、略奪されました。
それでも守らなければ!との
志に生きた方々が
必死で未来への遺産を守る
ストーリーには
涙せずにはいられません。。。
こちらは戦乱を避け、国外へ持ち出されたもの。
返還の動きも、
徐々に徐々に。。。
3世紀ごろ。13.8 x 24.7cm。
こちらはご愛用、NYはメトロポリタン美術館蔵ですから
基本的なデータがきちんと
整備されているから
紹介しやすいのですね~。
生々流転の運命をしょう
お宝との違いが胸につきささったりする。。。
スペイン、アンダルシア地方、コルドバ。
大雑把すぎますが
アルハンブラ宮殿が造られた流れ。
イスラムがヨーロッパの
南の果てを支配したころの
お品です。
象牙に華麗に掘り込まれたアラベスクの
蔦の文様はm輪廻と命の繁栄を
目に見える形であらわしたもの。
鳥がさえずり、
動物たちが行き来します。
10世紀ごろ。11.7 x 10.5 cm。
14世紀前半、北イタリア。154.9 x 24.3 x 6.2 cm。
こちらは、教会の偉い方がお持ちになる杖です。
仏具ならぬ神具ならぬキリスト教具です。
「司教杖」といいまして
くるくるっと丸まったスタイル。
これは、司教さまは
迷える子羊を救い導く羊飼いであることを
意味しているのですね。
ですので、別名「牧杖」。
アフリカ、ナイジェリア。16~18世紀。
ナイジェリアのトルバ族の海の神様、オロクン(Olokun)
のブレスレットです。
…女神さまなのかしら。(胸がある)
検索してみたところ
諸説あるみたいです。
海の奥深くの広い宮殿にお住まいだとか。
つまり、アフリカの乙姫さま。
オロケンは海。カッパは川。
アフリカの手工芸やテキスタイル、彫刻は
東洋の片隅の目からは
とんでもなくオーラの出どころが違っており、
異様さに後ずさりしたくなる
迫力にみちみちています。
飛び出した目。分厚い唇で
海の生き物を従える女神さまです。
オックスフォード科学史博物館蔵の
卓上万年カレンダーです。
美術館には絵や彫刻が飾られます。
ココは「科学」の名が示す通り、
時計とか顕微鏡とか地球儀とか。
展示されている。
こちらはルーブル美術館蔵です。
上のカレンダーは製作年代を見つけられなかったのですが
こちらは17世紀もの。
この手の時計は
「ニューンベルク式」と言いまして、
16世紀、ドイツ・ニューンベルクに
天才的な時計職人がいらっしゃいまして、
この地は時計産業がおおいに発達した。
小さなお品ですし、
数も作られたのでしょう。
日本・江戸時代に根付のごとく、
この時代の
折り畳みの日時計にもなる
ゼンマイ式の懐中時計は
今、世界のあちこちの美術館・博物館に
大切に保管され、
今も訪れる人々の
イマジネーションを掻き立てます。
では、ホームグラウンドに参ります^^
彫象牙四層透花提食盒。
清中期。
中国、故宮博物院蔵。
21.6cm×30.4cm×45.4cm
大きさを定規片手に
瞼の裏でイメージしますと、
けっこう、小さい。。。。
この写真だと、大きく見えます。
この象牙細工の、
どこまでも清らかかつ華麗なこと。
繰り返しますが、
象牙ですよ~。
レースじゃないんですよ~。
透き通るよう。
そして草木や花や人や動物の
華麗な饗宴。。。。
英・ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館蔵の
砂煙を蹴立てて疾走する
劉備玄徳の根付です~。
長さ10cmほど。
そして最後は
皇室蔵の
旭玉山(1843-1923)
「官女置物」。
明治時代の象牙彫刻です。
…日本の彫刻って。
じつは明治時代だったのかも。。。。
ギリシャやローマの女神さまよりも
めるめる、こっちが好みかも☆彡









