キング牧師 の艶福の話で思い出しました。



母の兄、伯父が胃がんで胃を全摘。


(めるめる注:20年以上前の話であり、
 またごく初期であったため、
 現在、伯父はピンピンしております。
 最初に申し上げておきます)



退院時、お医者さんに


「おめーの一番好きなの、なんだ?」


(めるめる注2:訛りが強いお医者さんだったらしい)


と聞かれ



「酒と、煙草と、女だ」


と誠に正直に答えたのだそうです。




DP237378
「Manuscript of the Mantiq al-tair」(鳥の言葉)・装丁
15~16世紀・ペルシャ
Source: MET



「…のうちで一番好きなのはどれだ?」


となおも聞かれ。



「全部好きなんだが。。。」


先生から引導を渡されたそうで。


「一番好きなの、やめらい^^」


(めるめる注3:「らい」は方言)



どれをやめたかは、
言わぬが花。


もう2つは、
医者がいいと言ったのだと
楽しんでいる様子です。



まっこと、
人はいろんな楽しみあってこそ、
辛いことも苦しいことも、
楽しい思いをするために頑張れるもの。


紛らわし、気をチャージして、

明日に立ち向かうもの。


それが
男性にとっては女性、
女性にとっては男性であったとしても


よそのお宅の御主人であり、
奥様であり、


双方で納得するさせるたぐいの問題であり


傍があれこれ
言い立てなくても、との気はします。



敬愛する 丸谷才一先生の


エッセイから2つ、

御紹介します。


(ただ、どの本だか
 思い出せない!)



とある大学で、
講師の口が空いた。
ちなみに女子大。


「あの口、僕にどうでしょう?」


と若き研究者が訪ねる。


先生の答えは


「いや、君はだめだ。」


「どうしてですか?」


「危険だ。」


そして先生が、別の人に
講師の口を斡旋すると。。。


声のかかった研究者は、
いかにも悔しそうに。


「先生、僕なら安全だとおっしゃるんですか。」



もう一つ。



女遊びが有名な人はいるが。
女遊びしないので有名な人もいる。


その名は。

サルバドール・ダリ。


ダリぐらいになると、
ちょっとの火遊びでも、


たちまち世界中に知れ渡ってしまう。



あれだけ
とんがった絵、とんがった言動のダリだが、


女性関係が乱れていないことで
つとに有名。


ダリの奥様はガラ。
ガラだけを後生大事にしていた。


詩人の妻だったが、
ダリと出会い、二人は結婚。


ガラの「私を殺して頂戴」の言葉に
ダリはいたく、燃えたとか。


ガラに先立たれたダリは
もう絵を描く気力が出てこない、


と筆を絶ち、ほどなく後を追うように、
亡くなります。




…天才はやはりどこかが違うものですね…。



有名人とか歴史上の人物とかで

女性関係キレイな人って
あとだれだろう。。。



宗教家のコルベ神父


(アウシュビツで餓死刑を言い渡された人の
 身代わりを申し出た20世紀の殉教者の一人)


とかはもちろん例外ですが。。。



あ、あとアレクサンダー大王なんかも。


カエサルもアントニウスも
クレオパトラに骨抜きに
されてしまいましたが


征服した先々で、
取り残された女性を、
大層丁重に取り扱った。


との学者の先生方の対談を
読んだ覚えがあります。